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四川米易県:羅世美さん母子2人が受けた迫害

(明慧日本)四川省米易県裁判所は、2009年9月3日に法輪功修煉者・羅世美さん、高龍英さん、張正煥さん、周建先さんに対してそれぞれ3年、5年、4年、2年の不当な判決を下した。そして、羅さんらを四川省成都龍泉驛女子刑務所に連行し、迫害を加えた。

  羅さんの夫はある共産党員に唆されて羅さんと離婚した。そのため、羅さんが判決を受けた後、娘(10)の面倒を見る人がいなくなった。

  羅世美さん(30代)は、米易県ヤ口町馬チャオ前村の7社に在住。2009年4月14日、上記の4人は米易縣麻隴町で法輪功が迫害されている真相を伝えた時、米易縣国保大隊隊長・楊梓華に尾行され、現地の警官に強制連行された。当夜、丙谷派出所警察は、令状がないまま羅さんと張さんの自宅に侵入し、法輪功の真相資料などを奪った。

  1999年7.20以来、羅さんは相次いで5回連行され、迫害を受けた。2000年5月12日、羅さんは上京して法輪功が迫害されている真相を陳情したため、北京公安分局で1日拘束され、攀枝花駐京弁公室で2日拘禁された。その後、米易に帰されてから再び1カ月拘禁された。同年7月、米易県ア口鎮政府は3日間寝かせず、羅さんを洗腦した。また、12月17日、法輪功の真相資料を配ったため、四川省資中楠木寺女子労働教養所で1年の労働教養を科された。2002年7月13日、再び米易縣公安局に2年の労働教養を科された。

  当時、家に帰された羅さんは、夫に離婚を求められた。娘の親権は羅さんに決まったが、土地も家も無かった。羅さん親子は10平方メトルしかない簡易アパートを借り、羅さんの小さな商売で生活を支えた。

  羅さんが連行されてから、娘は親戚やほかの法輪功修煉者の援助で生活している。毎日自ら食事を作り、2、3キロ離れた学校に行く。しかし、食べ物があったりなかったりするため、極度の栄養失調になり、心身に大きなダメージを受けている。

  2010年1月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/11/214215.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/12/26/113372.html

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