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邪悪の罠にはまらないように


文/中国の大法弟子

(明慧日本)2009年の年末、邪悪が十数人の法輪功修煉者を連行した事件がありました。現在、数人を密かにどこかに送ったり、また留置場に拘禁したりしたことが分かっています。今回の事件で、同修たちは留置場など連行された人の近くに行って発正念をし、また手紙や電話を使う方法で救助しています。

 同修が拘禁された理由は、邪悪が同修にまだある執着を言い訳に弱みを突いたのですが、私たちはそれを認めてはなりません。同修が大法の中にいれば執着は正されます、師父に見守られているので、師父を強く信じていれば邪悪に迫害されることはありません。

 同修の間に起こったトラブルは自分の執着が引き起こしたのです。家族や同修の間で発生したトラブルは誰が正しいか間違っているか、是か非かを争っています。実は同修の執着が同修の本当の姿だと考えて他人のせいにし、責めることは後天で形成した物質が体に付着しているのです。たとえば、身体の表面についているほこりや汚い物質を、浴槽で洗えば落ちるのです。身体についている汚い物質はあなたの一部ではありません。しかし、執着という物質は邪悪と内外から呼応して同修を迫害します。

 現在、問題になっている全体の力不足は、同修が執着から抜け出すことができないことが原因です。お互いに誤解が生じ、恨みを抱くことを邪悪が利用して同修の間に間隔を作り、全体を団結させないのです。

 邪悪の罠にはまらないようにしましょう。私はこの状態から抜けることができたとき、この問題を認識することができました。誰が正しいか間違っているかを論じることは人心です。たとえば、同修が迫害されたと聞いたら、冷静に自分の心理状態がどう動くかを観察します。どの心が動いたかを細かく観察してそれを捨て、よくない物質をよい物質に変え、全体が団結して神の偉大な威力を展開し、同修を救い、ともに向上し、もっと多くの衆生を救いましょう。

 個人の悟りであり、間違っているところがあれば指摘してください。

  2010年3月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/23/220251.html

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