北京市:電信局の高級職員が不公正な裁判を受ける
(明慧日本)北京市豊台区裁判所は2010年3月26日午前9時、法輪功修煉者・劉欣如さんに対して開廷したが、偽の証拠を元に裁判したため、無罪を出張する2人の弁護士は反論した。また、警官は開廷する前、劉さんの友人に偽の証拠を作らせ、劉さんに罪を着せようとしたという。
劉さん(30代女性)は大学の学歴を持ち、北京市電信局の高級職員。性格が大らかな彼女は法輪功の修煉を十数年し続け、人を助けることが好きで、その人柄が周りの人に高く評価された。
1999年に中共による法輪功への弾圧が始まっても、劉さんは法輪功の修煉を堅持したため、数回にわたって迫害を受け苦しめられてきた。2001年には修煉を放棄しないという理由で、懲役2年の不当判決を言い渡された。
2009年7月17日、劉さんは同居者の蘭虹(法輪功修煉者ではない)とともに自宅から数人の警官に強制連行され、豊台区留置場で拘束された。しかし、彼女らが逮捕された数日後に、豊台検察院は逮捕状を発布したという。
2010年3月26日、裁判所の法廷の場では、劉さんの両親及び2人しか傍聴を許可されなかった。また、裁判長は劉さんの両親が証拠を示すことも許さなかった。
開廷中、劉さんは法輪功の素晴らしさと、自分が修煉してから心身ともに恩恵を受けたことなどの事実を述べた。2人の弁護士の弁護の下で、友人の蘭虹の偽証言は警察の脅しによるものだとして劉さんの無罪を強調して弁護し、裁判の偽証拠から法廷の違法性を強く非難した。検察側は、劉さんが蘭虹に2冊の『九評』を手渡したほか、劉さんの部屋で20枚の法輪功関係のDVDが見つかったと主張した。
結局、裁判長は警官の脅しのもとで偽証拠を作った蘭虹の証言を採用したが、劉さんと弁護士に対して、証人が法廷の場で裏付けるという要求を拒否した。
開廷から1時間経ったが、裁判の結果は宣告されなかった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年3月30日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/3/29/220606.html)
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