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河北省:法輪功修煉者が労働教養所で迫害され、重体に陥る

(明慧日本)最近の情報によると、労働教養所で拘留されている石家庄市の法輪功修煉者・馮暁梅さんの健康状況は悪化し、極めて衰弱し、大量の血便が止まらず重体に陥った。

 馮さん(40代女性)は河北省四方通信設備株式会社のシニアエンジニアであった。2009年4月27日、馮さんは出勤した時、河北省の警官に強制連行され、労働教養を科された。

 警官らは囚人をつかって馮さんを苦しめる

 各方面の情報によると、河北省の女子労働教養所は馮さんの健康状況の悪化に逃れられない責任があるという。

 労働教養所第一大隊の隊長・劉子維らは、囚人・朱麗英などを指示し、馮さんを寝させず、長時間立たせた。また、朱麗英、劉宗真、斉小露らは馮さんを座禅の姿勢のまま数時間縛っていた。馮さんが痛くて耐えられないほどになると、さらに馮さんの両足、膝、腱、すねの脛骨、くるぶしの骨を踏んだ。警備員の谷紅葉は馮さんの叫び声を聞き、阻止するどころか、ドアをしっかり閉めろと言った。囚人らはやりたい放題であった。

 超負荷の労役

 拘禁中の馮さんは歩けないにもかかわらず、劉子維は休ませず、毎日立たせて便所に行くことも禁止した。そのため、馮さんに血便の症状が現れた。それでも、家族との面会を許されず、お風呂にも入ることはできなかった。その上、強制的に労役をさせられ、毎日500枚の書類袋を作らなければならなかった。たとえ正常な男性でも完成できない量で、完成できない場合はグループの皆と一緒に長時間立たされた。馮さんは何度も具合が悪くなって働けないと説明したが、劉子維は「俺はお前が生きているかぎり苦しめる」と言った。

 拘禁中、3人の親族が死亡

 馮さんの夫・王宏斌さん(39)は法輪功を修煉しているという理由で、2000年に労働教養を科され、残酷な迫害を受け死亡した。妹・馮暁敏さんと夫の王暁峰さんは常に私生活を侵害され、放浪生活を余儀なくされた。そのため、馮暁敏さんの健康状況が悪化し、2004年に当時2歳足らずの幼児を残してこの世を去った。王暁峰さんは今でもブラックリストに載っている。馮暁敏さんの父は度重なるショックを受け、当局による嫌がらせを受け、2005年に死亡した。

 家族の期待

 馮さんの家族は、馮さんが一刻も早く回復し、釈放されることを望んでいる。70代の馮さんの母は、小学生の孫・王天行さん(馮暁敏さんの息子)と中途退学された孫・王博如さん(馮暁梅さんの息子)と生活をしている。

 2010年5月7日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/5/5/222883.html

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