日本明慧
■印刷版   

吉林省:1年半の労働教養処分を受けた法輪功修煉者、迫害され続ける

(明慧日本)吉林省徳恵市の法輪功修煉者・張淑影さん(39)は2010年3月、中共(中国共産党)に強制連行された。そして1年半の労働教養を科され、長春黒嘴子労働教養所に収容され、迫害を受けている。

  張さんは3月2日、叔母さんの家へ遊びに行った時、米泣子鎮派出所の副所長が2人の警官を引き連れ、張さんを強制連行した。そして、張さん宅を家宅捜査し、パソコン2台、ディスプレイ1台、書き込みドライブ1台、そして現金1千元などを没収した。

  その時、張さん宅には77歳になる母親しかおらず、杖でやっと歩けるような状態で、警察に何を持っていかれたかは分からなかったが、手袋に隠しておいた百元あまりの現金を、副所長が自分のポケットに入れたのを見たという。 

  派出所に連行された張さんは、暖房機器に手錠で固定された。警官は平手打ちし、髪をつかみ首から服の中へ水を流し入れ、口の中にわさびを塗るなどの暴行をした。

  1年半の労働教養を科された張さんは3月19日、労働教養所に移送される際に、車の中で副所長に182元の現金の所在を尋ねた。副所長は「そんな金は知らん」と言って、何事もなかったかのように装っていたという。

  情報によると、刑務官の周戦紅は4月12日、張さんに対して強制的に「三書」に署名させようとして、スタンガンで約2時間にわたり、口、腕、胸部、腹部、太ももなどに電気ショックを加え続け、さらに大隊長の閻利峰は、張さんを脅迫し、恐喝していたという。

  2010年6月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/6/224930.html

■関連文章
北京・吉林省の法輪功修煉者が迫害され死亡
甘粛省:法輪功修煉者・汪世愛さんと胡桂琴さんが強制連行される
黒竜江省慶安県:70代の法輪功修煉者が労働教養処分に直面
吉林省樺甸市:毛春さん夫婦は連行され迫害された
吉林・北京:2人の法輪功修煉者が迫害されて死亡
河北省:公安局は法輪功修煉者の迫害を企む
遼寧省:長年迫害を受けた法輪功修煉者が死亡
吉林省:持病が全快した法輪功修煉者、ひどく迫害され一家離散
黒竜江省:法輪功修煉者に懲役9年の不当判決
善良で親孝行の息子が不当に投獄され、ショックを受けた母親、義父がこの世を去る