「三退」をする時に声明が必要
文/中国の大法弟子
(明慧日本)先日、明慧ネットでこんな文章を読んだことがあります。「常人に『三退』を勧める時、心に脱退の意思があればよい。こうすると、常人には精神的な負担がなくて、良い効果を収められる、逆に、インターネットで『三退』の手続きをすると言ったら、常人はプレッシャーを感じる」 これに関して、私は自分の考えを同修と交流したいと思います。
「三退」の方法は、明慧ネットに詳しく紹介されています。心の中で「三退」すると思うだけなら、おそらく有効とは認められないでしょう。そして、その方法を他の人に教えたら、多くの人はインターネットで「三退」を声明しなくなるのです。
師父も説法において何度も声明の重要さをおっしゃっています。たとえば、『二〇〇五年マンハッタン国際法会での説法』で、師父は「これはあなたが心の中でこのように思えばそれですむということではありません。当初、あなたは拳を上げ、元気よく血に染められた旗に向かって、共産党のために命、一生を捧げると誓いましたが、今日公に発表し、脱退しなければ、脱退したことになるのでしょうか? 心の中で思うだけで、脱退したことになるのでしょうか? 人間の考えは安定しておらず、人間の脳は一つの加工工場に過ぎず、各種の信息は人間の脳を通じて、現われ、反映され、本人を妨害するのです。人間の考えの由来は極めて複雑なものです。ある人の立場、行うこと、どのような人なのかを判断する場合、必ずその人の行動を見て判断すべきです。その人の考えは判断の基準にはなりません。なぜいかなることに関しても、人間の行動を見て判断するのでしょうか? 悪事をしたい人がいますが、悪事を働く前、懲罰してはいけません。悪事をしてからはじめて、懲罰することができます。なぜならば、人間の考えの由来と考えそのものは極めて不安定なものだからです」とおっしゃいました。
また、師父は『米国西部国際法会での説法』で「脱退を声明するのは一つの形式ですが、もし誰かが表立って声明することができれば、この人がこの一歩を踏み出せることができると物語っています。このことを通じて人間の心も変り、これによって人間の体の中の毒素は取り除かれるのです。声明を書く必要はなく、心の中で脱退していれば良いと思っている人がいますが、これだけでは本当に体内の毒害の要素を取り除くことができないかもしれません。神も人間の心が確固としているかどうかを見ています。人間の考えの起因が非常に複雑なので、人間の行動こそ最も確な表示なのです」とおっしゃいました。
常人が共産党組織を脱退するのは、中国共産党のために言い出した誓いを取り消すためです。実際の行動で脱党したら、体内の毒害の要素を取り除くことができます。私たちは常人に「三退」の方法を教えてから、彼らはどのように思うか、どのような行動をとるかは彼ら自身の選択です。そして、仮名で脱退すれば危険が低いと彼らに教えることで、彼の心配を軽減させることができます。
以上は個人の見解にすぎません。適切でないところがあれば同修のご指摘を仰ぎたいと思います。
2010年7月30日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/24/225887.html)
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