法を暗記する体験
文/中国大陸の大法弟子
(明慧日本)私は1997年から法輪大法の修煉を始めました。この10数年の中で、最も深い体験は法を学び、法を暗記することです。法がしっかり身についていなければ、修煉状態が悪く、どんなことをしても、うまくできないのです。以下に、法を暗記する体験について述べます。
当時、世の人に真相資料やDVDなどを配ったり、真相を伝えたりすることは、問題なく、容易くできましたが、しかし、常人に向けて、三退を勧める事は全く違うことで、心性に対する要求が高くなりました。初めて三退を勧める時、むずかしく、特に、同僚たちが、法輪功はすばらしい、法輪功を修煉する人はいい人だと知っていても、彼らに三退を勧める時は、皆が聞かず、政治に参与している、党に反すると思われ、疑いや不信の目で見られ、いくら三退を勧めても、三退する人がいなかったのです。そのため、恨み言を言い、悪い考えがおきました。
表面から見ると、私が法輪功を修煉するため、官職を免じられ、警官に拘禁されて洗脳を受け、個人の利益を大きく損じ、さらに、家族も巻添えにしたので、皆は三退することに巻き込まれることを心配するのですが、冷静に内に向かって、反省すれば、三退を勧める時、闘争心や、名利心、執着心を持っています。そんなに多くの常人の心を持って、衆生を済度することができるのでしょうか。これらの執着心を取り除くには、ほかでもなく多く法を学ぶしかないと悟りました。
それで、法を暗記しようと決めました。最初、法を暗記する時、1時間に1段落を暗記することしかできなかったのですが、だんだん暗記するにしたがって、1時間に1段落から1時間に1頁まで暗記できました。今は、1時間に6頁を暗記することができるようになりました。時々、長い段落が覚えられない場合がありますが、心を静め、執着を掘り出し、発正念をして執着を取り除くと、速く暗記することができました。また、法をうまく身につけることができなければ、自分の執着が見つからず、取り除くことができず、自分の心性がなかなか昇華できなければ、話が純粋にならず、情を帯びて、威力がなく、常人が形成した観念を貫き、常人の心の奥底まで入れないのです。修煉者の慈悲の心で真相を伝えないと、効果が良くないと分かりました。
法を暗記する時、内に向かって探すことが、上達する有効な方法だと悟りました。修煉者が目にしたすべてのことは、偶然なことはなく、全部自分の執着心に関わっているのです。内に向かって修めないと、心性は決して高まらないのです。細かいことに注意せず、心性を高めなければ、だんだん溜まって、大きな難になってしまいます。執着心が多すぎると邪悪に隙に乗じられ、邪悪に迫害されるかもしれないのです。修煉者がいつも法に基づいていれば、邪悪は何もできないのです。
2005年以来、27回法を暗記し。法を暗記するにしたがって、心性も高くなり、真相を伝える効果も良くなってきたのです。電車や、車の中、理髪店などでも、平気で真相を伝え、三退を勧めて、周りの同僚も気軽に三退したのです。
学法についての私の体験ですが、間違っていましたら、叱正をしてください。
2010年5月31日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/29/224398.html)
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