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ブリュッセル:EU中国首脳会議の期間中、法輪功修煉者が中共による迫害を暴露

(明慧日本)EU中国の首脳会議が2010年10月6日、ベルギーの首都ブリュッセルで開かれた。法輪功修煉者たちは欧州理事会ビルの前で、中共の法輪功に対する残虐な迫害が今も続いていることを強く非難し抗議した。欧州議会副主席マクミラン・スコット氏は抗議現場に代理を派遣し支持を表明した。国境なき記者団の主席も抗議会場を訪れ演説をした。AP通信、ロイター通信など多くのメディアの記者たちが取材をした。
 
集会で演説するベルギーの法輪大法協会主席のニコラ・ショル氏

欧州議会副出席マクミラン・スコット氏の代理が集会で演説

集会で演説する国境なき記者団主席のウィリー氏

集会現場で取材をする記者たち

 現地時間の午後2時半からの記者会見で、ベルギーの法輪大法協会主席のニコラ・ショル氏は「法輪功、すなわち法輪大法は『真・善・忍』を原則とした修煉法である。このような穏やかな修煉団体が中共に11年も残虐に迫害され続けている。今日まで確認されただけでも3406人の修煉者が中国で迫害によって死亡した。無実の罪を着せられ監禁されている法輪功修煉者の数は数えきれないほど多い」と演説した。同氏はまた、ヨーロッパの首脳はEUと中国首脳の会議中、中国当局に正当な要求を提出し、中共が直ちに不当連行した法輪功修煉者たちを釈放し、法輪功を中傷する行動を停止し、人道に反する迫害を停止するように強く要求するべきだと呼びかけた。
 
 オランダから来た法輪功修煉者・金昭宇さんは、母親の釈放を呼びかけるため集会現場に来ていた。金さんの母親の陳真萍さんは法輪功修煉者である。2009年1月16日、再び中共に連行され現在、河南省新郷市女子刑務所に監禁され懲役8年を言い渡された。金さんは中共が法輪功を迫害し始めてから、自分の母親が受けた様々な残酷な被害の様子を紹介した。「刑務所で母は中共の(修煉を放棄しろという)要求を拒否し、保証書にサインしなかったため、毎日過酷な労働を強要され、15時間以上働かされた。刑務所の中共の警官らは法輪功を中傷する内容のビデオを強制的に見せ、休むことも許さなかった。警官は受刑者に指示して母に暴力を加えさせた。洗脳班の男性警官らが母の両脇を蹴ったため、両脇を骨折した。この数年、母が受けた迫害は想像もできないほど残酷だ」と話した。
 
 数日前、鄭州市国安の警官から金さんにメールが届き、「これ以上(救援活動を)続けたら、母親を危険な目に遭わせるぞ」と脅迫されたという。母親が非常に危険にさらされている金さんは「11年間、中共の法輪功に対する迫害は止むことなく続いています。皆様、母の陳真萍を助けてください!」と呼びかけた。


母の救援を呼びかける金昭宇さん

 金さんの母親と一家が受けた中共による迫害は人々を驚かせた。これは中国で数千万の法輪功修煉者の家族が受けた迫害の氷山の一角に過ぎない。
 
 現場を訪れた国境なき記者団主席ウィリー(Willy Fautre)氏は演説の中で、「法輪功団体は最も中共の残酷な迫害を受けている団体だ。その中で大勢の法輪功修煉者たちが殺された。ヨーロッパ人は最も重要な価値観が民主、法制と人権であることを忘れてはいけない。彼らのような被害者と人生の価値観を共に味わい、彼らのために声を出すべきだ」と述べた。
 
2010年10月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/8/230739.html

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