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長春市:女子労働教養所の法輪功修煉者に対する迫害

(明慧日本)長い間、吉林省長春市の女子労働教養所(黒嘴子女子労働教養所)6大隊の看守・朱丹、大隊長・劉英、副大隊長・丁彩虹らは法輪功修煉者を酷使してきた。労役の時間を伸ばし、朝7時から夜8時まで労役時間は11時間にも及んだ。2010年3月1日以後、甚だしきに至っては残業が夜11時にまで及んだ。
 
 大隊長の劉英は公然と「生産額を達成しないと眠ることを許さない、人間的な管理などここにはない。忘れるな、労働教養所であるここは強制だ」と言い放った。劉英はまた、法輪功修煉者がサボるとデマを言い、生産額をずっと上積みしたため、人間の労働の極限を超えた。労働教養所の生産任務以外に、彼女らは無断で法輪功修煉者に残業させ、休日でも仕事を強制した。5月20日、看守の朱丹は、働き過ぎてテーブルの上に伏せていた法輪功修煉者・黄家珍さんを一蹴りして「おい、死んだのか」と言った。 
 
 5月26日〜6月26日の間、夜10時まで残業させるのは日常茶飯事で、夜12時までの日もあった。6大隊に監禁されている法輪功修煉者は長期にわたり睡眠不足で、体はひどく弱った。 
 
 法輪功修煉者・黄家珍さんが迫害された経緯
 
 2009年9月1日昼ごろ、吉林省延吉市朝陽派出所の警官・程は、3人を連れて黄さんの実家に突入し、食事中の黄さんの髪を引っ張って、体を持ち上げて車に乗せ、延吉市へ向かった。黄さんは途中で心臓病が再発した。
 
 6、7時間もの距離を走り、上下に揺れ、何も食べないまま極度に衰弱した黄さんは、9月2日、吉林省長春市の黒嘴子女子労働教養所の診療所に連れ込まれた。話すことさえできない黄さんを見て、当番の医者は断ったが、朝陽派出所の警官は賄賂を贈ったので、労働教養所は黄さんを受け入れた。 
 
 9月4日、黄さんは流動食しか食べられない状況だったが、副大隊長・丁彩虹は黄さんが断食していると嘘をつき、受刑者らに灌食させるように指図した。黄さんが何度も抗議したため、やっと灌食が停止された。9月8日、黄さんに2回目の灌食が行われ、医者は黄さんが断食していないと知って灌食をやめさせようとすると、大隊長・朱丹は後ろから医者を突き倒し、継続して灌食するよう指示した。 
 
 2004年にも、看守だった朱丹、丁彩虹は、黄さんを迫害した。スタンガンで電気ショックを加え、4日間立つ姿勢を強制した。また受刑者に偽りの証言をさせたり、黄さんを7昼夜にわたって鉄のベッドに縛りつけた。9月中旬、警官は黄さんを地面に座らせて仕事をさせた。黄さんは2度も高熱が出て、心臓病が深刻になり、1カ月近く注射をし続け、やっと生命の危険から抜け出した。 
 
 現在、朱丹、丁彩虹は2人とも大隊長になったが、引き続き法輪功修煉者を迫害している。 
 
2010年12月01日

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