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江蘇省塩城市:多数の法輪功修煉者に不当判決

(明慧日本)江蘇省塩城市に在住の王歩美さん、馬俊さんほか多数の法輪功修煉者は2009年9月に連行された。そして最近、中国共産党(中共)の公安、検察、裁判所によって判決を下された。法輪功修煉者たちは今まで警官に連行され迫害されてきたが、中共政府機関はさらなる罪を彼らに被せている。
 
  王歩美さんは2009年9月に連行され、塩城市亭湖区検察院が事前に用意した罪名により懲役9年の判決を言い渡された。さらに王さんは2004年10月24日、江蘇省塩城市中級裁判所により不法に懲役6年の刑を受け、2006年3月3日に釈放された。
 
 馬俊さんも同じく2009年9月に連行され、塩城市亭湖区の検察院が事前に用意した罪名により懲役6年6カ月を言い渡された。
 
  馬俊さんは2000年8月、塩城市公安局治安警察により連行された。2002年1月8日、中共の塩城県裁判所により懲役5年の不当判決を下されたが、2004年10月に保釈された。
 
  凌海祥さんも2009年9月に連行され、懲役6年の刑をうけた。凌さんは2002年5月に亭湖区裁判所に懲役5年を言い渡され、2005年7月に保釈された。
 
  周映霞さんも同じく2009年9月に強制連行され、懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。周さんは上京し法輪功の真相を伝え政府に陳情したため、2001年10月塩城市公安局城区支局によって強制連行され、迫害された。2004年11月24日にも塩城市公安局亭湖区支局に連行され、さらに2005年11月11日、同じ公安支局に連行された。
 
  楊基芹さんも2009年9月に連行され懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。かつて2002年7月に江蘇省塩都県裁判所に証拠のないまま不法に判決を下され、懲役4年を言い渡され、2004年7月に保釈された。
 
  周貞明さんも2009年9月に強制連行され、懲役3年の不当判決を言い渡された。周さんは2004年9月にも、塩城市公安局亭湖支局に連行されたことがある。
 
  2009年9〜10月の間、中共塩城市610弁公室は、秘密裏に何の罪もない王歩美さん、周映霞さんら十数人の法輪功修煉者を逮捕し、その後、用意した罪名をもとに重い判決を言い渡した。
 
  法輪功修煉者たちの家族は、法律を無視した中共の行為に強く反発し、北京の正義ある弁護士に頼んで連行されている人々のために弁護をした。開廷当日、検察院は6人の修煉者に対して、事前に用意した訳もわからない罪名を読み上げたが、弁護士によって取り下げられ、時間がないという理由で裁判長は休廷を宣告した。
 
  2010年7月8日午後、再び開廷した。法廷で弁護士たちは法律に基づき、法輪功修煉者たちは無罪であり、迫害されていることを明らかにし、直ちに釈放するよう強く訴えた。当事者である修煉者たちも無罪であることを訴えた。しかし、法律を無視した中共塩城市610弁公室は、無罪を知りながらも修煉者たちに重い罪を被せた。 
 
2011年01月08日

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