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湖北省:娘の釈放を求めた老人に警察が暴行 大量の髪の毛を引き抜く(写真)

(明慧日本)湖北省武漢市に在住の劉竹蘭さん(76)は2011年3月29日、1年にわたり何湾労働教養所に収容され、刑期満了の日を迎える劉さんの娘・楊維芳さんを出迎えるため、前日の28日、何湾労働教養所へ出向き、娘の釈放状況を尋ねた。
 
 29日、劉さんは労働教養所で朝5時から11時までずっと娘を待っていた。しかし施設側から、楊さんがすでに韓家トン派出所の警官によって別の場所へ連行されたことを知らされた。そこで、劉さんは同派出所へ行き、娘の状況を尋ねたところ、その場にいた所長にひどく罵られた。劉さんがそのことを注意すると、劉さんは警官らに取り囲まれたうえ、髪の毛を強く引っ張られるなどの暴行を受け、乱暴に外へ追い払われた。この暴行を受け、劉さんの髪の毛は大量に引き抜かれた。
 
武漢市の法輪功修煉者・楊維芳さん

楊さんの母親・劉竹蘭さん

劉さんの頭髪はほとんど警官に引き抜かれてしまった

 30日の朝5時、劉さんは再び同労働教養所で娘の出獄を待っていたが、9時まで待たされたあげく、すでにキョウ口区の額頭湾洗脳班へ移送されたと知らされた。
 
 2010年3月29日、劉さんは自宅にいたところを警察に1日2度も押し入られ、現金3200元や法輪功の関連書籍などを没収されたうえ、娘の楊さんとともにパジャマのまま派出所へ強制連行された。親子二人は夜まで不当に身柄を拘束された上、母親の劉さんの釈放しか許さなかった。その翌日、劉さんは所持品の返還を求めたが、警官は「一度、没収したものを返すわけにはいかない」と劉さんを脅した上、暴行を加えた。
 
 それ以降、娘の楊さんはキョウ口洗脳班での拘禁を経て、1年の労働教養を強いられた。その間、楊さんは迫害に抗議するため看守の理不尽な命令を拒絶した。すると、楊さんは3日間休みなく吊るし上げられる拷問を加えられ、手がひどく腫れて全身の力が抜け、自力で生活することができなくなった。その後も楊さんは、長期間にわたって強制労働を強いられ続け、何度も工場で失神して倒れた。
 
2011年04月13日

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