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福建省:法輪功修煉者の書店経営者が迫害され、生活苦に(写真)

(明慧日本)福建省閩侯(びんこう)県に在住する、書店経営者の法輪功修煉者・李徳越さん(40) は、2001年9月に法輪功を習い始めた。李さんは「真・善・忍」の基本理念にしたがって自己を律し、人々に法輪功の素晴らしさや法輪功の無実を伝えていた。
 
 2006年5月、李さんは法輪功が迫害されている真相を伝えたという理由で、 中共(中国共産党)に懲役2年6カ月の不当判決を下され、福建省閩西刑務所の三大隊に監禁された。そこで、手枷足枷をかけられ、夏にはヘルメットを頭に被ったまま辛い拷問を1カ月ほど強制された。また、厳管隊(過酷な管理を行っている大隊)で睡眠のはく奪や風呂に入ることを禁じるなど、肉体的・精神的にひどい迫害を加えられ、大小便を失禁することもあった。酷暑の中、高温の地面に倒されたままであった。また、密封した部屋に閉じ込められて24時間監視され、法輪功を誹謗中傷するビデオを見せられた。
 
 出所後の2010年3月23日、李さんは上記と同じ理由で、自営の書店から下渡派出所まで強制連行され、福州市第二留置場へ移送された。翌24日、同所の警官は捜査令状もなく李さんの家に立ち入り、一部の家財を没収した。4月7日、福山市倉山区検察庁が逮捕状を発布し、11月中旬、同区裁判所は秘密裏に裁判を開廷し、懲役1年の不当判決を言い渡した。
 
 2011年3月22日、李さんは出所して帰宅したが、それ以降も、下渡派出所による嫌がらせなどが続き、書店経営が続けられなくなり、収入のない苦しい生活を強いられている。
 
暴行による拷問の実演

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月21日

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