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福建省:公安局が弁護士に圧力、法輪功修煉者の弁護を阻止

(明慧日本)福建省福州(ふくしゅう)市に在住の法輪功修煉者・左福生さんは2011年1月19日、警官らに強制連行され、現在、福州市第一留置場に拘禁されている。左さんの家族は弁護士を雇ったが、留置場側は弁護士と左さんの面会を禁止した。この過程で、中共(中国共産党)側の関係者は極力自らの身分を隠し、問題をうやむやにしようとした。2月23日、弁護士は地元の司法局からの圧力を受け、左さんの弁護を断念した。
 
 左さんの弁護士は2月14日、福州市第一留置場を訪れ、左さんとの面会を求めた。留置場側は「左さんの入所手続きの担当者が同意しない限り、面会を許可できない」と言って、面会を断った。しかし彼らは、左さんの入所手続きの担当者名さえ教えようとしなかった。そのため弁護士は、留置場に駐在する検察院の監査員を通じて、当該担当者の名前を探し当てて電話をかけたが、そもそもそのような人物は存在していなかった。
 
 そのため、弁護士は福州市検察庁、倉山検察庁に意見書を送った。2月23日、弁護士は地元の司法局から圧力を加えられ、左さんの弁護を断念した。
 
 調査によると、左さんは現在、106号牢屋に移送されたという。左さんの母親は、息子からのハガキを一度受け取ったきりで、消息が全く分からず、母親が送ったお金と衣服も、左さんに届いたかどうか分からないという。
 
2011年04月03日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/3/24/124013.html
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