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吉林省:法輪功修煉者が実際に受けた迫害の状況

(明慧日本)吉林省長春市に在住の法輪功修煉者・王芸霖さんは2003年3月5日、緑園区青年路派出所の警官6人に強制連行され、大広留置場での拘禁を経て、黒嘴子女子労働教養所での拷問、刑期の延長やひどい迫害を受け、人権を蹂躙された。出所後も、610弁公室からの迫害を避けるために、王さんは3年にわたる放浪生活を余儀なくされた。
 
 労働教養所で王さんは、強制労働や思想改造の作文を拒否し、同じく収容されていた修煉者のために看守らの暴行を譴責したという理由で、刑期を20日間延長された。また、1年と20日の刑期が満了した後も、施設側と地元の610弁公室と青年路街道弁事所(中国の行政の末端機関)は、王さんの修煉の意志が変わらないのを見て、互いに結託して王さんを洗脳班へ移送する計画を立てた。結局、王さんは途中で抜け出すことができたが、3年あまりの放浪生活を強いられ、2007年末にようやく家に戻った。
 
 しかし、その後も王さんは、街道弁事所や団地の役人から日常的に嫌がらせを受け続けた。また「敏感日」になると、王さんは監視や尾行をされ、人権を蹂躙された。2008年7月のオリンピック開催期間中には、自宅付近を24時間体制で監視されたこともあった。
 
2011年04月24日

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