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「7.20」中国吉林省長春市の法輪功修煉者達が法を護った実録(二)

(明慧日本)
 
 五、警官に真相を伝える
 
 警察学校、体育場、数ヶ所の小学校で、中共(中国共産党)当局は同様の茶番劇を演じました。投書、陳情を担当する職員が来て、法輪功修煉者たちに代表者を派遣するよう要求しました。5人の修煉者が自ら名乗り出て、陳情の理由を説明しました。代表の中には、梁振興さん(その後、「305」長春ケーブルテレビの予定外放送に参加し、中共による迫害を受け死亡)がいました。投書、陳情を担当する職員は当時、梁さんを威嚇、恐喝し「煉功を止めさせたことはなく、捕まえられた人もいない」と言いました。すると、ある修煉者は母親が捕まえられた事実を述べ、同時に両親が法輪功を修煉し始めて1ヶ月以内に重病が完治したことを伝えました。投書、陳情を担当する職員は「母親を帰したので、あなたも帰りなさい」と言いました。しかし、その修煉者の母親は依然として派出所に監禁されており、二昼夜、背もたれのない細い腰かけに座らされたまま、警察によって厳重に監視され、ニュースの放送が終わった後、やっと帰されました。元々これは上層部から下層部まで、全てが仕組まれた偽りのものでした。
 
 グラウンドの周りには実弾入りの銃を持った武装警官たちと、警棒を手にした警官たちがたくさん配置されており、歩き回ることも、トイレに行くことも禁じられました。警官の近くに座っていた修煉者たちは、警官たちと話し合いながら、法輪大法を紹介し、煉功した後の心身の変化を紹介しました。警官たちはとても感動し、法輪大法のことをよく理解しました。警官たちはみな「家に帰って隠れて煉功しなさい、上層部はあなたたちが集まって煉功することを許可しません」と言いました。
 
 その日は快晴で、太陽は大地を照らしていました。夜の雨で、じとじと湿っていた地面は、太陽に照らされ、熱気が立ちのぼっていました。修煉者たちは皆、地面に座り、身体の不快感を気にせず、静かで平和的でした。修煉者たちは、一緒に師父の「論語」と他の経文を暗唱しました。千人が声を合わせて、法の音がとどろきました。その広く大きな流れは、空の果てまで伝わり、宇宙にまで高く響きました。その慈悲なるエネルギーは生命の最もミクロ的な所まで貫き、邪悪の要素を溶かし、警官さえ優しく変わりました。また、法輪功修煉者自身さえ震撼し、悲壮で神聖な光景でした。
 
 六、空一面の法輪、奇跡の顕れ
 
 7月22日午後、長春市市役所の門前で、修煉者たちは依然として整然と静座しており、平和的に大法の真相を紹介しながら、事の成り行きを待っていました。少し離れた所に、とても多くの完全武装をした警官らが列になって立っており、更に大きな動きを待っているようでした。銃を持った警官と、警察犬をたくさん乗せた車両が、吉林省委員会の方向に向かって1台ずつ走って来ました。また、何台かの高圧放水車があり、完全武装した警官らが乗っていました。高圧放水車が市役所の正門を通ろうとした時、高齢の修煉者が道路の中央に歩いて行って横になり、高圧放水車を止めさせようとしました。彼は、命懸けでこの血に汚れた弾圧をやめさせようとしました。すぐに、数人の警官が、その修煉者を引きずりました。その後、さらに何人かの修煉者が地面で横になり、放水車の前進を止めさせようとしましたが、警官らによって押し返されました。
 
 この時、不思議な光景が現れました。空一面に法輪、法船が現れたのです! この時、太陽の輪郭が白くぼやけて、鏡のように白く光っていましたが、眩しくはありませんでした。また、太陽の中で大きな「卍」符が時計回り、反時計回りに回転していました。法輪は暖かく柔らかな光を放っており、私たちの誰もがはっきり見ることができるように、ゆっくりと回転しているようでした。その後、法輪は赤い光を放ち、まさに光炎万丈(光り輝く炎が高くたちのぼること)でした。さらに、太陽の両側では2匹の龍が舞っていました。また、空一面に、色とりどりで美しい法輪が回転しながら、雪のように落ちて来ました。空一面が、数え切れないほどの大きい法輪と小さい法輪でいっぱいでした。法輪は長春市病院の建物の上、長春市市役所の建物の上、大きな樹の上、街を歩く人々の身体の上に落ちて来ました。街を行き来する通行人たちは皆、この不思議な光景を見て拍手しながら喜んでいました。警官らもこの不思議な光景を目にし、あ然としていました。その瞬間、法輪功修煉者たち、行き来する通行人たち、警官と私服警官らも皆、脚を止めて空を仰ぎ見ていました。至る所で歓声が上がり、拍手と涙で溢れていました。ある婦人は子供を抱き抱えながら「法輪功が言っていた話は本当のことだった!」と言いました。子供の靴が落ちてもその婦人は気にしませんでした。ある修煉者の夫(修煉していない)は吉林省委員会の門前にいる妻を探しに行き、空で回転する大法輪を見ながら、大きな声で隣の警官に「目を大きくしてよく見て下さい。法輪功は本物です!」と言いました。
 
 同じ時刻に南レイ体育場、観覧席の上、競技場の中で、一万人に上る法輪功修煉者たちが、同時にその回転する太陽と、空一面の法輪を見ました。法輪功修煉者たちは両手を高く頭の上まであげて合掌し、静かに、敬虔に、この広大な佛恩を浴びていました。警官らも恭しく立って、驚きと喜びに満ちた目で仰ぎ見ていました。潮のように起きる拍手と無言の涙のなか、この過程は40分ほどで終わりました。
 
 「主佛の慈悲は洪大なるもので、すでに佛法を人類に残しましたが、宇宙は人類にもう一度機会を与え、偉大なる佛法は宇宙の真の現実をこの世で再現させ、一切の汚れと愚見を一掃し、人類の言葉で再び、きらめく輝きを造ります。大切にしてください! 佛法はすでに皆さんの目の前にあるのです」(『精進要旨』「再び人類を造る」)どれくらい多くの法輪功修煉者たちが、李洪志師父のこの段落の法を心の中で暗唱していたのでしょうか? 目覚めてください! 最も恐ろしい時刻が来る前に、慈悲で偉大なる師尊は法輪功修煉者たちと、すべての世の人々に大法の真相を顕してくださり、衆生に無限の希望を与えてくださいました。まもなく降りて来る恐怖と邪悪に対して、すべての生命が正しい選択をし、真相を知り、今後の道をより良く歩むことができるよう、師父は啓示を与えてくださいました。
 
 (続く)
 
2011年05月03日

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