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中国共産党の迫害により法輪功修煉者が死に至った実例から分析する(二) (写真)

(明慧日本)
グラフ:迫害されて死亡した法輪功修煉者の男女割合(1999.7−20 11.3)一部の統計による
グラフ:迫害されて死亡した法輪功修煉者の年齢分布図(1999.7−20 11.3)一部の統計による

 二、死亡した法輪功修煉者は女性が多い
 
 迫害されて死に至った実例の中で女性はやや多く、およそ53%(写真3)、50歳以上の老人はおよそ62%(写真4)を占め、10代の子供も数例ある。中共(中国共産党)が法輪功を迫害する中で、社会の基本的な倫理すら粉砕されたことを証明している。この一連の迫害は、婦人・子供・老人さえも例外ではなく、むしろ意外にも多いことが明らかになった。 
 三、法輪功修煉者が死に至った主要な原因は拷問虐殺
 
 3428実例の中で、ほとんどの修煉者は拷問を受けたことがある。拷問され短期間で虐殺されたケースもあり、甚だしきに至っては、連行された当日に無残にも打ち殺された例もある。また、何度も強制連行され、そのたびに何度も拷問を受け、長い苦痛の日々の中、苦しみに耐え尽くして死に至った例もある。
 
 中共は派出所、留置場、労働教養所、刑務所などの法律機関を、迫害機関へと変貌させ、手段を選ばず法輪功修煉者を迫害し、拷問の種類は40数種にも達した。
 
 連続数日間の睡眠の剥奪、数本の高圧スタンガンで修煉者の口、胸部、脇の下、乳房、陰部などへの長時間の電撃、様々な手錠・足かせ、硬質ゴム棒、狼牙棒、地下牢、水牢、死人ベッド、座る板、革の鞭、鉄筋の鞭、とげだらけの竹竿、縄縛り、鉄釘を爪に突き刺す、鉄ペンチで肉をねじる、ペンチで爪を抜く、牢屋に監禁する、鉄の椅子、懲罰的な灌食、唐辛子の水を胃に注ぐ、濃い塩水を胃に注ぐ、人糞を胃に注ぐ、冬に冷たい水をかける、冬に服を脱がせて外に放置する、炎天下の中で太陽の下に晒す、トイレを許さない、薬物を注射するなどの拷問がある。
 
 これらの残酷な拷問手段を、死に至った法輪功修煉者たちは何度も加えられ、息がまだある状況下で強制火葬された修煉者すら20数人いる。法輪功修煉者が受けた迫害の残酷さは言葉で言い表せないほどで、人間性が全くなく、極めて変態的である。
拷問の実演:電気ショック
拷問の実演:指に針刺し
拷問の実演:湯をかける
拷問の実演:縄縛り

 四、中国共産党は虐殺を自殺あるいは病死と称する
 
 中共は、迫害を加えた法輪功修煉者に対して、いかなる責任も負わず、その罪悪から逃れるため、法輪功修煉者が危篤状態になると、すぐに釈放する。または、彼らの行った犯罪を覆い隠すため、遺体を強制的に火葬して証拠を隠滅する。あるいは、口を閉じるように家族を脅し、情報を厳密に封鎖する。さらには、病死あるいは自殺と嘘をつく。中国の伝統倫理の中に「人を殺せば自らの命で償わなければならない」という説があり、西洋社会にも法律に基づき、自らが犯した罪が問われるという基本原則があるが、中共の法輪功への迫害は、すでに道理や法律から言及するに及ばないほど人類の本性に反し、逸脱していることがはっきりと示された。
 
 以下に実例を挙げる
 
 姜益雲さんは殺された後荒野に投げ捨てられ
 
 姜益雲さん(男性、59歳)は、法輪功の修煉を始めてから「真・善・忍」の基準で自らを律し、町内では良い人と皆から認められていた。姜さんは法輪功のために北京へ陳情に行き、強制連行された後、拘留され、2000年に1年間の労働教養処分を宣告された。釈放後も警官は、しばしば姜さんに嫌がらせを行った。2005年4月10日午前、江油市の数人の警官は、突然姜さんの自宅に押し入り家財を没収し、そして姜さんに暴行を加えた後、強制連行した。警察は、午後6時に姜さんを家へ帰し、午後9時に再び姜さんを強制連行した。その際、多くの目撃者がいた。姜さんは拘禁期間中、警官から暴力を受け続け、最後に無残にも打ち殺された。警官は殺人の事実を覆い隠すため、姜さんの遺体を姜さんの家の近くの林の中に捨て、自殺に見せかけた。5月17日、通行人が姜さんの遺体を発見し通報した。遺体の頭部や顔には、深刻な傷があり、頚部には縛られた跡が残され、全身傷だらけだった。姜さんの家族は長く拘禁されていた身内が、このような形で発見されるとはを思いもよらなかった。
 
拷問の実演:暴行

2011年05月07日

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