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新しい学習者:師父の洪大な恩に感謝


文/中国の大法弟子

(明慧日本)10数年前、私は友人から、世間では『転法輪』という本が注目されており、耳目を集めていると聞き、幸運にもその本を見ることができました。しかし、当時はただ軽く読んだだけでした。私はそれを良い人間になり、人に善行を勧める本だと思いました。これが佛法修煉だとは思わず、それほど深く追求することはありませんでした。当時、その友人は大法弟子であり、何度も私に修煉するように勧めてきましたが、そのとき、これが千万年と探し続けていた大法であるとは思わず、機縁を失いました。
 
 世間で様々なことが起き、歳月が慌ただしく過ぎていく中で、あっと言う間に10数年間が過ぎていき、私は退職しました。そして、中共(中国共産党)は法輪功を迫害し始めました。私はこれらの出来事を目の当たりにして、なんともいえない気持ちになりました。友人が何度も監獄に入れられ、迫害を受けたことは私の心に触れ、私は厳粛にこのことについて考えるようになり、岩のような信念をもつ法輪功修煉者に対して尊敬の念を抱くようになりました。そして、私はこの2年間の生活の中で多くのことを経験し、大法の恩を知り、そして法を得ました。
 
 去年、私は二度手術をしました。さらに、元から脳の血管に病を持っていたため、今年の1月中旬、私は突然目眩を起こして血液が頭にたまり、再度入院しました。状態が多少良くなり、退院しようとした所、再び血圧が急上昇し、血圧は197にも達し、頭が腫れて痛く、心臓は張り裂けられるかのように痛み出しました。家族の看護のお陰で危険から逃れることはできましたが、退院してから、昼も夜もずっと家で寝ていることしかできず、精神的に大きな負担がかかり、とても辛く感じました。このようなとき、友が私の家にやってきました。友は、かつて私にくれた『転法輪』を読んだかどうかを尋ねてきましたが、私は何も言えませんでした。友は私が「目の前の金(きん)を拾わず、他のものを見ている」と言いました。
 
 この言葉は私を夢から呼び覚ましてくれました。私はすぐさま真剣に『転法輪』を読み始め、法に含まれる森羅万象や博大な真理を悟り始めました。
 
 それから私の身には、何度も奇跡が現れました。昼も夜も寝ていることしかできなかった状態から抜け出すことができ、法を学ぶ中で心が浄化され、身体に業を消す状態が表れました。夜になると、時々心臓が痛み出し、まるで死んでしまうかのような痛みでした。私は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい!」と何度も口に出し、師父に助けを求めました。しばらくして、胸の痛みは引いていき、最後には消えてなくなりました。そして段々と、発作のときに痛む時間が短くなっていきました。以前は、薬を飲んで、何日か後にようやく少し効果が出る程度でしたが、それ以降すべてが一気に良くなりました。これは師父が私の業を消し、体を浄化してくださっているということが私は分かっています。師父に感謝します。私を救ってくださった師父に心から感謝しています。
 
 同修との交流で、私が自分の胸の内を語ると、同修は私が大法と縁のある人だと言いました。師父が法を広めていた時に、私は法の中に入ることができませんでしたが、大法弟子たちを尊敬し、そして法を正すことにも参加し、現世で法を得ることができ、大法弟子になれたことに、私はこれ以上ない幸運と自負を感じています。私はこの身で法の素晴らしさを体験し、更に師父の洪大な恩を体験しました。
 
 ここでもう一度、私は崇敬の気持ちを持って師父の広大な恩に感謝します。また、我々が大法と同化するように導いてくださり、真に返ることができ、私に新しい命を下さったことと、人体、生命、宇宙の無窮の神秘を知ることが出来たことにも感謝いたします。

2011年05月08日

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