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山東省:法輪功修煉者に秘密裁判

(明慧日本) 2011年4月12日、山東省淄博市の裁判所は法輪功修煉者・馬希芳さんに対して秘密裁判を行い、罪状を捏造して不当に判決を下すことを企てた。
 
 裁判の当日、馬さんは法廷で無実を訴えた。しかし、馬さんは長きに渡る迫害で心身共に疲れ果て、裁判の前に馬さんの母親が寝たきりになっていたことから、精神的な負荷が限界に達し、裁判を続けられずにその場で失神した。
 
 馬さんの80歳過ぎの母親は、娘が強制連行されてから、解決する道もなく、涙に暮れるしかない状況で、苦しんでいた。そしてついに、馬さんの母親は苦痛の限界に達して失明し、脳血栓となって病院へ運ばれた。それ以降、馬さんの母親は寝たきりになり、ベットの上で会うことのできない娘の名前をつぶやき続けているという。このような状態であっても、淄川区国保(国家安全保衛)大隊・王継峰は、追い打ちをかけるように数度に渡って馬さんの家族に嫌がらせを行った。
 
 馬さんは2010年12月6日、人々に法輪功の無実を伝えていた際に、駆けつけた警官に逮捕された。その後、馬さんは淄博市留置場へ収容され、面会などの基本権利は一切認められなかったという。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年05月11日

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