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広東省:無実の親子が裁判所に陥れられ不当拘禁

(明慧日本)広東省高州市裁判所は、2011年4月22日、法輪功修煉者・呉祖強さん(63)に対して不公平な秘密裁判を行った。
 
 2010年10月25日、呉さんは町で3人の警官に強制連行されたのち、高州市の自宅を中共(中国共産党)の関連機関の11台の車によって囲まれ、家宅捜索を受けた。同市の国保(国家安全保衛)大隊は、呉さんの家に押し入り、パソコン、印刷機、オートバイ、携帯電話、各種の電化製品、戸籍謄本、身分証明書、現金約2万6千元を奪い取った。同時に、家にいた呉さんの息子・先金さんも逮捕した。呉さん親子は洗脳班へ送られ、思想改造を強制された。その後、呉さんの家族は高州市610弁公室を訪れ、呉さん親子の釈放を求めたが、当局から無視され、追い払われた。
 
 裁判の当日、呉さんは、裁判長から警察に押収された電器製品や現金を、犯罪の証拠物として罪を問われた。呉さんはこれらの物が、私有財産だと主張したものの、裁判長は呉さんに罪を着せるため、事実を無視して、これらの物品を犯罪の証拠物として断定した。
 
 2010年12月22日、呉さん親子は高州市留置場へ移送された。その後、国保大隊は法律に背いて、呉さん親子に拘禁令と逮捕令を是認する署名を強制的に書かせた。また、呉さんの家族は何度も呉さん親子の釈放と家財の返還を求めたが、当局から全て無視された。
 
 呉さんは1997年に法輪功を習い始めてから、心身ともに全快した。2000年、法輪功の無実を訴えるために上京したことで、15日間の拘留を強いられた。同年の3月、呉さんは再び上京し、高州市第一留置場での拘禁を経て、懲役3年の刑を宣告され、広東省四会刑務所へ移送された。2005年4月11日、呉さんは勤務先で逮捕され、高州市の役人らに茂名法制学校(洗脳施設) に強制連行され、悪質な洗脳を加えられた。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年05月08日

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