日本明慧
■印刷版   

江西省:青年の修煉者が強制連行

(明慧日本)江西省九江(きゅうこう)市に在住の法輪功修煉者・呉騰鵬さん(男性・30代)は、2011年5月7日午前、蓮の花が咲くあぜ道を通りがかった際、4、5人の警官によって廬山区五浬派出所交番に強制連行され、その日の夜には、九江市刑務所に拘禁された。
 
 当日の夜、潯暘区警察署、廬山区警察署、劉家塘派出所、五浬交番の警官らは、呉さんの家に押し入り、パソコンなどの家財を没収した。
 
 呉さんはかつて、上海で2年間の労働教養処分を科されたことがあり、2008年の初めに釈放された。呉さんは迫害で仕事を失ったため、自営業を始めたばかりだった。その矢先、呉さんは再び強制連行された。呉さんの父親は5月9日、廬山区警察署に呉さんをただちに釈放するよう求めたが、警察署に無視された。
 
 1999年7.20以来、呉さんの母親・劉福栄さん(60代)も、数回迫害を受けたことがある。劉さんは九江馬家城芳労働教養所に拘禁され、汚い雑巾を口に詰め込まれる、吊るし上げ、トイレに行かせない、睡眠の剥奪など非人道的な虐待を加えられた。また3、4人の麻薬常習者から殴られ、全身傷だらけになった。そのため、もともと60kgだった体重は40kgまで減った。さらに、労働教養所で受けた迫害をマスコミに暴露したため、上海の娘の家にいたところを再び強制連行され、9カ月間の迫害を受けた。劉さんは釈放された時、体重は30kg にまで落ち、骨と皮だけになるまで痩せていた。その後、廬山区劉家塘派出所の警官は敏感日になるたびに、劉さんと呉さんに嫌がらせをしているという。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年05月25日

■関連文章
吉林省:法輪功修煉者が迫害され半身不随に(写真)
黒竜江省:通河県の法輪功修煉者が受けた各種の迫害(一)
広東省:法輪功修煉者の教師が受けた迫害
陝西省:法輪功修煉者が3度にわたって労働教養を強いられる
河北省:楊増花さんは中共当局に迫害され、大金をゆすり取られる
河北省女子労働教養所:法輪功修煉者の満期後も刑期を延長している
河北省:同日に3人連行され 迫害を受けつづける
湖南省:10年の迫害を受け高齢の修煉者が死亡(一)(写真)
吉林省:12年の迫害の結末(写真)
黒竜江省:迫害され一家離散