執着を取り除き、三つのことをしっかり行う
(明慧日本)1998年8月、私より数カ月早く修煉を始めた夫から『転法輪』を勧められました。その日、私は夫に従って第一功法を煉ったとき、奇跡が起こりました。8年間苦しんでいた胃の病が翌日には治ったのです。胃の痛みや、吐き気を感じることなく、久しぶりにおいしく食事ができました。私は驚きと、嬉しい気持ちでいっぱいになり、大法の修煉を始めました。
私は幼いときから無神論の教育に洗脳され、神の存在を信じていませんでしたが、学法とともに私の世界観は変わり始めました。その後、体の各種の病気がひとつひとつ消え、初めて身体に病のない感覚を覚えました。私は学法と修煉を通じて、大法は返本帰真するための梯子であるとわかり、幸せと感激で涙を流しました。そのとき、私の世界観は急速に変化し、体も大法に同化され、体から思想まで、本当に生まれ変わったかのようでした。
一、執着を取り除き、正しい念で正しい行いをする
2001年からの2年間、邪悪の迫害がもっとも厳しい時期、私は恐れる心などの影響で修煉を疎かにし、大法から離れる寸前にまでなりました。しかし慈悲なる師父は一人の弟子もあきらめず、同修に『二〇〇三年旧正月十五日の説法』と『北米での巡回説法』を届けさせてくださいました。私は連続して3回読みました。読むたびに毎回新たな認識があり、まるで初めて読むかのようでした。私は大法と今回の迫害に対して新たに認識し、大法の中に再び戻ってきました。
学法と修煉を通じて、私と夫は資料作りを始め、地元の同修に資料を提供し始めました。資料を作る過程が順調かどうかは、私たちの心性と直接関係があります。最初、資料を作るとき、私は大法に戻ったばかりで、心性も比較的低く、怖がる心など各種の執着心が強かったのです。また、家庭環境も静かではなく、買ったばかりのプリンターが、しばらくして使えなくなったりしました。その後、学法と心性の修煉を通して、心理状態は次第に穏やかになり、自身の修煉と資料を作る過程はますます成熟していきました。
資料を作る過程で奇跡も起こりました。印刷する資料を編集する過程で、私はパソコン技術の問題に出遭い、解決しようとしましたが、以前夫に教わったことを忘れてしまいました。当時夫は出かけており、資料は早急に印刷しなければ間に合いませんでした。このとき私は座禅をして発正念し、その後師父に加持を求めました。再びパソコンのモニターを見たとき、マウスは正にその機能を実現するボタンの上にありました。私はすぐに思い出し、問題を解決しました。
心性の修煉がよくできていないとき、様々なトラブルが生じ、プリンターも動かなくなります。夫は常人の方法でプリンターを取り外し、一つ一つ気をつけてやらなければならず、複雑で時間がかかります。法理に対する認識が明晰になってから、プリンターに問題があったとき、私は夫に提案しました。「師父は私たちに無辺の法の力を下さいました。私たちはなぜ常に人の方法で修煉中のことを解決しようとしているのでしょうか? プリンターに問題があるとき私たちは心を静かにして、学法をして内に向かって探すべきです。法理が分かって心性が上がってくれば、プリンターもおのずと直るはずです」
資料を作る修煉環境も、私たちの心性の高低と直接関わっています。「相は心から生じる」の法理を多く体験し、念を堅くしました。師父を信じ、法を信じて、正しい念と正しい行いがあれば、乗り越えられない関はありません。
二、世の人々は救われることを待っている
師父は『二〇一〇年ニューヨーク法会での説法』の中でおっしゃいました。「人類の形勢も変化しており、大法に対する認識も急に分かったかのように徐々に変化し、まさに溶けている氷のように変化しています。近い将来、人々は本当に法輪功と大法弟子をかつ目するようになり、事実と真相も人々の前に現れます。そのとき、人々が大法弟子こそ彼らが救われ済度される唯一の希望だと分かるので、大法弟子は必ずしっかり行なうべきであり、皆さんは本当に使命を背負っており、皆さんに本当にこれほど大きな歴史的責任があるので、必ずしっかり行なうべきです」(『 二〇一〇年ニューヨーク法会での説法 』)
この段落での悟りですが、正法の進展につれて、世の人々はますます目覚め、人のわかっている一面が救われることを切に望んでいます。ある日、私は久しぶりに昔の同僚に出会い、私の胃の病について聞いてきました。その人も胃の病で苦しんでいました。私は「これは私に真相を尋ねに来たのではないか?」と思いました。私は修煉を始めたばかりの時に体験した不思議な出来事を詳しく話し、天安門焼身自殺の真相、世界に広がっている大法の状況も伝えました。
ある日、市場でお肉を買うとき、店主はお肉を切りながら、私に今も法輪功を煉っているのかと聞いてきました。数年前、私はこの店でおつりを多く貰ったことがあります。後で気づいて私はわざわざその人に返し、「私は法輪功を修煉していますので、あなたからいくら多く貰っても返します」と話しました。数年経ちましたが、店主はまだそのことを覚えていました。私は「まだ修煉しています。こんなに優れた功法をなぜやらないのでしょうか」と話しながら、法輪功が世界的に愛されている状況をその人に話しました。その時、そばの店の店主は「良いと思えば続けたほうがいいです。病気が治り健康になっていいですね」と話しました。
先日外出したとき、数十年前に私が教えた学生と出会いました。彼女は「十数年経ちましたが先生はちっとも変わりませんね」と話しました。私は十数年煉功して、体も心理状態も良いと話しました。彼女は私に電話番号を聞き、時間があるとき学びたいと話しました。
世の人々のわかっている一面は積極的に私達に真相を求め、救われることを待っています。私達がまだ放下できない執着で、これらの人を放り出してよいでしょうか。大法弟子は世の人々が救われる唯一の希望です。
三、子供弟子をよく修煉させるべき
私が修煉を始めたとき、子供も私たちに連れられて学法をし、心を修めていました。当時年齢が小さいので、煉功しませんでしたが、日ごろから、子供はいつも師父の済南説法の録音を聞いていました。しかし、大きくなってからは、社会の影響をますます大きく受けるようになりました。とりわけ中学校に入ってから、学法も少なくなり、パソコンゲームとスポーツにはまってしまいました。さらに最近の1、2年は、外地の学校に通い学法の機会はいっそう少なくなりました。学法や修煉の意識がますます薄くなり、成績も非常に悪くなりました。私と夫は非常に焦り、数回説得しましたが聞き入れられませんでした。
師父の『二〇一〇年ニューヨーク法会での説法』で弟子からこんな質問がありました。弟子「現在、多くの大法弟子の子供は常人のものに夢中になっていますが、どうしたらいいのでしょうか?」 師父「そうですね。この社会は大きな染物がめです。現在、この社会は大法弟子と人を奪い合っており、甚だしいことに大法弟子の子供もこの環境にいて、良くないものは人間を下へと引っ張っていきます。子供が修煉できず、または良い環境がなければ、本当に抵抗することができません。しかし、大法弟子の責任はこれほど大きなもので、世の人を救い済度するだけでなく、周りの人も救うべきです」(『二〇一〇年ニューヨーク法会での説法』)
この段落の法を学んで、私は心から子供弟子をよく修煉させるべきだと責任を感じました。子供の目の前の状況は旧勢力の按排であれ、他の原因であれ、私たちは一切認めず、師父が按排された道のみを歩み、子供を大法修煉に立ち返らせるべきです。子供の夏休みを機会に、私達は一緒に『二〇一〇年ニューヨーク法会での説法』を学び、子供に自分で考える時間を与えました。子供は「学法と煉功を始めたいのですが、家に戻って来たらゲームをやりたい、自分を制御できない」と話しました。
子供は鼻炎がありますが、おかしいことに子供がゲームをすると、鼻水が絶えず流れ出て、やらないとすぐ止まりました。私は彼に、「これはあなたを悟らせている」と告げました。この間、息子は帰ってからまたゲームをやりました。すると大変な咳をして、最後には苦しんで吐き出し始めました。私がそばで法理を話すと、今回彼は思いきって、ゲームを削除し、再びやらないと話しました。すると奇跡が起こりました。ゲームを削除したとたん、咳は止まり、吐き出しも止まりました。師父が彼のことに関わって頂いたことは確かで、師父は彼のことを諦めていませんでした。
息子は積極的に学法をし、すぐに五通りの功法を学びました。子供の悟性は割によく、数回の大きな病業の関、心性の関をよく乗り越えました。今、学校の成績も非常に上がり、本当に大法の中で順調に育っています。
2011年05月30日
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