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アイスランド外相、9年前に入国拒否した法輪功修煉者に陳謝(写真) (明慧日本)アイスランドのスカルプヘイジンソン外相はこのほど、2002年に中国共産党主席の江沢民がアイスランドを訪問した期間、アイスランドに入国しようとした十数各国の法輪功修煉者に対する不適切な入国拒否の対応に対して、政府を代表して当時権利を侵害された法輪功修煉者に陳謝した。
報道によると、Margret Tryggvadottir議員はスカルプヘイジンソン外相に「アイスランド政府は明らかに法輪功修煉者の人権と言論の自由を侵害した。資料保存局と国会行政監査にこのことを裏付ける証拠があった」と詰問したことに対して、スカルプヘイジンソン外相は、「現在の政府は同じ失敗を繰り返すことは二度としない、誰も言論の自由を剥奪されてはならない。アイスランド政府を代表して、当時十数各国からの関係者の入国を拒否したことについて、わが国を訪問しながら権利を侵害された人々に陳謝します」と答えた。 Tryggvadottir議員は外相の答弁を歓迎すると言い、法輪功修煉者に正式の謝罪を政府に促した。 アイスランド当局が法輪功修煉者の入国拒否をした背景 2002年6月、元中国国家主席の江沢民がアイスランド訪問時、アイスランドに圧力をかけた。アイスランド政府は中国政府が渡した法輪功修煉者の名前リストにより、2002年6月11日、アイスランド航空会社に法輪功修煉者の搭乗を拒否させた。その結果、すでにアイスランド空港に到着していた修煉者は拘束され、入国を拒否されて空港に拘束された。また、アイスランド航空会社の飛行機に乗るつもりだった修煉者は11カ国の空港で搭乗を拒否された。 アイスランド政府の誤ったやり方に、3千人の自国民が抗議した。
2002年6月13日、アイスランドの国会議員ほか450人の著名人が首都の最大新聞であるMorgunbladid新聞に中国語の「対不起」(申し訳ない)の三文字の大型広告を載せるとともに、広告のテーマは英語で「法輪功修煉者に謝ります」とした。謝罪文の中で「中国国家主席の訪問のためにアイスランド政府がやった理解できない行動に対して、我々はここで署名して、法輪功修煉者およびほかのアジアの観光客に謝罪します。政府の行動はアイスランド国民の意思を代表していないことを、我々は保証します。そして、北京独裁政権が中国で人権を蹂躙していることを我々は強く譴責します」と書かれていた。 2011年06月09日 (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/6/1/125690.html) |
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