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武術気功の先生が法輪大法を修煉する(二)

(明慧日本)大法の恩恵を受けた家族と会社はたくさんあります。修煉者の道徳の向上は、社会の道徳の向上を促進しています。法輪大法はいかなる国家、社会にとっても有益で、これは幾万の修煉者が実践し、証明しています。ですから、法輪功修煉者に対する残酷な迫害に対し、私たちは正々堂々と表に出て真相を伝えています。
 
 夫婦ともに修煉する人はもっと内へ向かって探すべき
 
 1999年7.20以降、中共(中国共産党)が法輪功に対する迫害を開始してから、私と妻は人々に真相を伝えて、迫害に反対してきました。二人とも労働教養所に拘禁され、迫害を受けたことがあります。その頃、娘は一カ月に一度、労働教養所に来て私と面会し、また一カ月経つと、今度は母親と面会しました。大法弟子の子どもはとても我慢強いのです。
 
 私は1年間の労働教養を強いられ、さらにその後5年間も秘密裏に拘禁され、家族と6年間も離ればなれになりました。この6年間、私は正々堂々と邪悪による迫害に耐えてきました。2007年10月、会社は私の身元を引き受け、私を連れて帰りました。帰ってからも警官からの嫌がらせは続きましたが、家族が一丸となって、正々堂々と迫害の加担者に真相を伝えてきました。他空間の邪悪要素が消滅されるにつれ、環境は徐々によくなってきました。
 
 しかしこのような時期に私は、取り除いたと思っていた人心がまた出てきて、家庭内のトラブルが激しくなってきました。以前の私は、飲酒と暴力の悪癖を持っていた以外に、とても頑固な性格でもありました。私は、妻が私の言うことを何でも聞くべきだと思っていました。しかし妻も頑固な性格なので、妻も怒ります。しかし怒っても、私と口喧嘩をすれば負けてしまうし、力でも私に負けてしまうので、このような時、妻は仕方なく田舎に帰っていました。
 
 私が法を得たばかりの頃、妻も大法の修煉を始めました。数年来、私たちは一緒に学法し、法を人々に伝え、内へ向かって探してきました。そうしているうちに、家庭内のトラブルは徐々に少なくなり、毎日幸せな生活を送ってきました。しかし、修煉は難しいものです、根本的に取り除いてない執着は時に表に出てきます。
 
 2007年末、妻と私が釈放された後、妻は母親を田舎に送り、親戚や友達に会うために、1年間私と離れていました。このことを、私はだんだんと不満に思い始めました。私は5年間も拘禁されてやっと出てきたのに、こんなにも長い間、家を離れるのですか? 私は、妻がいつも私のことを構わず、私の父母のことを気にかけず、自分の父母ばかり気にかけていると感じ、不平に思いました。
 
 当然、修煉者は常人と異なります。問題にあったら内へ向かって探すべきで、自分に漏れがあるかどうかを見ます。師父はおっしゃいました「あなたに一つの真理をお教えしましょう。絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」、「すべてのことには因縁関係があります」(『転法輪』) 私は家族の中で、夫と父親として役割をうまく果たせていませんでした。修煉を初めてから、様々な改善がありましたが、普段の生活の中で、積極的に妻と子供のことを気にかけていませんでした。私は、自分の家のことや妻の家のことにあまり関心をもたず、妻の母親を彼女の実家へ送り返そうかと考えた事さえありました。私は夫として父として、妻と家族にしてあげた事が少なかったのだと反省しました。
 
 (続く)
 
2011年06月21日

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