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武漢市女子労働教養所での悪質な迫害の実態

(明慧日本)武漢市キョウ口区の工商行政管理局の元役員・肖映雪さん(42歳女性)は、同市女子労働教養所で監禁を強いられ、1年来、数々の拷問によって迫害された。80歳になる肖さんの両親は、面会さえ許されない娘のために告訴する道もなく、涙ながらに苦しい日々を送っている。
 
 2010年6月27日、肖さんは街頭で法輪功の真相を伝えたことが理由で、当局の裁判所により、1年3カ月の労働教養を宣告された。
 
 武漢市女子労働教養所は、多数の法輪功修煉者を拘禁し、残酷な迫害を行うことで知られており、武漢市何湾労働教養所の六大隊と合併して作られたという。法輪功の弾圧が始まって以来、当局による迫害に加担してきた劉輝は、副所長に就任してから、リーダーとして修煉者の転向を目的に、さらに気が狂ったかのように受刑者を利用して迫害させるなど、残酷なことで知られている。以下は、劉の管理のもとで修煉者が受けた迫害状況の数例である。
 
 一、入所の初日から、囚人服の着用強制や、基本的人権に背く過酷な管理が行われる。二、全身裸にされたまま、動かずじっと立たされる。三、寝る時間になると、睡眠をはく奪される。四、宙に高く吊るし上げられる。五、トイレへ行くことや面会することを禁じられる。六、毒物を飲むよう強制される。また、殴る蹴るの暴行、顔を打つなどの拷問も、日常的に行われる。同所で数々の拷問を受けた多数の修煉者は、さんざんなまでに人権を蹂躙されている。
 
 肖さんはかつて、8回強制連行され、6回洗脳班で拘禁を強いられ、2回も瀕死状態に陥るまで拷問を受け、2回労働教養を強いられ、数々の壮絶な迫害を受け、苦しめられてきた。また、肖さんは、無断解雇や夫との離婚など、いずれも当局による迫害により、大変な人生を送ることを余儀なくされた。
 
 中国共産党が労働教養所などの施設で、信仰の自由を奪うために、法輪功修煉者に行っている暴行や迫害が国際社会から非難されている中、世界で正義のある人がどんどん立ち上がり、迫害に反対している。ここで、まだ中共の弾圧政策のもとで利用されている警察などの司法部門に対し、法輪功修煉者への迫害を一刻も早く停止するよう呼びかける。  
 
2011年07月18日

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