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黒龍江省:女子労働教養所における迫害の実態

(明慧日本)黑龍江省伊春市に在住の法輪功修煉者・張林文さんは2010年4月22日、法輪功を修煉していることが理由で警官らに自宅から連行され、女子労働教養所に拘禁された。張さんは同施設で肉体的な虐待を受け続けたため、2011年5月から、顔の左側が酷く腫れあがっている。
 
 2010年5月5日から9月17日にかけて、女子労働教養所の警官らは張さんに法輪功の修煉を放棄させるため、さまざまな手段を使って「転向」を強要した。隊長と数人の邪悟者は、毎日朝9時から張さんを囲んで、法輪功を中傷するDVDを見せ、その後、一斉に午後4時まで法輪功を否定する内容の説教を行った。4時以降になると、張さん一人を倉庫に入れて、夜10までと、早朝5時から9時まで、監視者に説教をさせた。
 
 4カ月半の間、張さんを毎日、朝5時から夜10時まで、硬くて小さい椅子にずっと座らせた。 
 
拷問の実演:監視されながら小さい椅子に長時間座ることが強いられた

 2010年9月17日から12月29日まで、張さんは独房に拘禁され、長時間にわたって一人でつまようじの加工を強要された。
 
 独房から出た張さんは、警官の不当な要求に従わなかったため、労働教養処分を1カ月延期された。張さんは、その延期に抗議するため断食を行った。しかし張さんは、労働教養所で医者から不明な薬物を注射された。
 
 2011年5月19日、張さんは左側の顔が酷く腫れ、ハルピン第2病院に送られた。診断の結果、結節性甲状腺腫と診断され、医者から「手術するように」と勧められた。しかし労働教養所側は、張さんの病状を張さんの家族に通知せず、張さんの釈放も見送った。 
 
2011年07月12日

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