遼寧省義(ぎ)県に在住の法輪功修煉者・項麗さん(49歳女性)は、1998年に法輪功の修煉を始めてから心身ともに恩恵を受けた。しかし、1999年7.20から12年間で、項さんは2度も瀋陽市の馬三家労働教養所に不当に拘禁された。また項さんは、地元の収容施設に何度も拘留され、当局によって通算して10回も不当に連行された。

項さんは1999年7月、法輪功の無実を訴えるために北京へ行った際、身柄を拘束された。10月、項さんは地元の警官らによって義県留置場へ移送され、15日間拘留された。項さんは、現金1,220元を恐喝された後、家に戻された。しかし、そのわずか数日後、項さんは連続して2度、不当に連行され、洗脳班や派出所での不当拘留を合計14日間強いられた。

項さんは2000年11月30日、北京の天安門広場で、人々に法輪功の真相を伝えたという理由で、朝陽留置場と義県留置場に合計47日間拘禁された。さらにその後、項さんは懲役2年の労働教養を不当に宣告され、馬三家労働教養所へ移送された。

項さんは2002年5月19日、国保（国家安全保衛）大隊によって35日間の不当拘禁を受けた後、馬三家労働教養所に収容された。その後、項さんは釈放を許されたが、しばらくして再び、正当な理由もなく15日間拘留された。

項さんは2003年5月、義県留置場に2度、不当に収容され、合計9日間の拘留を強いられた。項さんは釈放を条件に、500元を脅し取られた。

警官らは2011年7月21日、令状の提示もなく項さんの自宅に押し入り、嫌がらせを行ったうえ、項さんを連行した。現在、項さんは錦州市留置場に拘禁されている。