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遼寧省:鉄嶺市の派出所における悪質な迫害の実態

(明慧日本)遼寧省鉄嶺市清河区の公安局は2007年3月14日に不当な大量逮捕を行い、法輪功修煉者多数を不当に連行した。被害者は、徐春艶さん、張麗艶さん、白剛さん、杜秀娟さん、杜秀丹さん、劉麗娟さん、張相義さん、張慧さん、李沢軍さんなど、十数人に上った。
 
 当局は上記の修煉者を向陽、紅旗、張相、各地の派出所へ振り分けて移送し、修煉者の身柄を拘束すると同時に彼らの家に押し入り、修煉者の家族の反対を押し切って令状の提示もなく、電化製品や資料、現金などを大量に強奪した。
 
 また、各地の派出所は修煉者を一人ずつ個室に監禁し、拷問を伴う過酷な尋問を行った。一例として、法輪功修煉者・麗艶さんは、鉄製の椅子に縛り付けられ、麗さんがまったく動くことが出来ない状態で、金具などで殴られたため、爪や歯が抜け落ち、全身は血だらけで、大小便を失禁するまで繰り返し殴打された。
 
 
拷問の実演:鉄製の椅子に縛り付けられる

 警官・李剛は修煉者たちの勾留期間中、連続して3日も修煉者の睡眠時間をはく奪し、立ち続ける姿勢の強制、食物を与えないなど、多くの迫害を加えた。李は修煉者に向かって「お前を殴り殺したとして、自殺として上に報告する」、「お前の死体に重石とともに海に沈めてやる」、「お前が死んでも誰にもわからないぞ」などと恫喝した。
 
 警察側は、修煉者の肉体面・精神面を共に迫害することで人権を蹂躙しただけでなく、彼らから一人あたり2万元から10万元ほどの金銭をゆすり取った。
 
 一方、修煉者たちが働いていた会社は、当局からの指示を受け、上記の修煉者らに対して無断解雇を行い、給料の支払いも停止した。
 
 この迫害に加担したのは、清河区公安分局国家安全保衛大隊、治安大隊、紅旗派出所、向陽派出所、張相派出所、清河電工場公安部、労資部などである。
 
 ここで、中国共産党の卑劣な弾圧政策のもと、実際に迫害を行なっている警官らや司法部門に、ただちに迫害を停止するよう呼びかける。 
 
2011年07月18日

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