日本明慧
■印刷版   

青年弟子:精進してしっかり修める(一)

 私は高校を卒業したばかりですが、1998年に幸運に恵まれ法輪大法に出会い、小さいころから大法の恵みを受けて育ちました。小さいころは修煉していない祖母の家で育てられましたが、後に母親が私を連れて修煉を始めました。当時は小さな公園でたくさんの大法弟子たちが煉功をしていました。煉功の隊列の一番前には2人の子ども弟子がいて、その横に横断幕があったことくらいしか覚えていません。太陽は燦々と降り注ぎ、煉功の音楽があたり一面に響き渡っていました。当時の私はまだ幼く、煉功の重要性も、このような環境の重要性も理解できず、週末だけ母親が煉功場所に連れて行ってくれました。あのころの時間は私の一生でもっとも忘れがたいものです。それほど深く記憶に残っていませんでしたが、それでも、思い出すたびにとても幸せだったと感じます。

家庭の豹変、師父のご加護

 2006年、私が13歳のとき、父が不倫をして、母が修煉していることを理由に離婚求めました。師父の慈悲なる助けの下で、家庭環境の豹変は幼い私の心にそれほど深い影を落とすことなく、逆に情への執着を捨てることが出来ました父は毎月500元の生活費しかくれませんでしたが、師父のご加護と、私と母の倹約の下、経済上それほど大き負担にはなりませんでした。父親のいない日々でしたが、私は父親の愛情がないと感じことは一度もありませんでした、なぜなら、師父が実の親のように私のことを気にかけて、修煉を指導して下さり、いつも私を精進させてくださっていると分かっていたからです。

自然の流れのままに

 中学入試のとき、体育が重視され、全体の30点を占めており、最後に筆記テストの成績に加えられます。私は体育が苦手なために15点しか取れず、結局普通の中学に進学しました。表面上、体育の成績が足を引っ張って良い中学に入れなかったように見えますが、実は師父がこのように按排して、私に学法する時間を増やしてくださったのです。もし良い中学に入れば、授業数も増え、宿題の量も多くなり、宿題に費やす時間が多くなり、学法する時間が減ります。それに比べて、普通の中学校では宿題の量が大幅に少なく、学法や煉功する時間が多くなります。どこにいても学生はきちんと勉強すべきだということを師父は私に教えてくださいました。普通の中学の雰囲気はあまりよくなく、子ども弟子にとってこれは一種の試練でした。このような場所で、どのような邪魔も受けず、そこから抜け出すことはとても難しいことなのです。

顕示心が表れ、苦しみから教訓を汲み取る

 師父の助けの下で、高校1年のときは、学校の成績はずっと上位でした。しかしこれは師父の私への励ましであるということを悟れず、いつの間にか自慢する心を持つようになりました。一番怖いのはこのことに気付かなかったことです。それに加え、私の学校2人の学生を交流を学ぶために海外に送ることになっており、その中1人として私が選ばれたため、自分の顕示心が更に膨張してしまいました。母にあのときの口調はおかしいと言われました。まもなく高校2年に上がろうとするとき、私は資料を配っていて、真相を知らない人に警察に突き出されました。あの日、私は頑固に資料を配りたいと言い(本当は、これを言い訳にショッピングをしたいという不純な心を、邪悪に隙をつかれたのです)、結局2冊の『九評』を配ったところで、警察署に連れて行かれ、家は捜索され(母親はこれより前に一部の資料を移しました)、当日の夜10時過ぎにやっと家に帰らせてくれました。

 どうして邪悪につかれるほど大きな隙があったのかを冷静になって考え始めました。そして気付きました、これは今回不意に現れた顕示心と歓喜心が原因でした。同時に私は、ここ何年も修煉してきましたが、なぜ修煉をしているか、どうすれば真に修煉していると言えるか、どのようにやれば真の大法弟子になれるのかなどを考えました。そして気付いたのです、何年も修煉してきて、修煉の本当の意味を理解していなかったのです、はっきり言えば、まじめに修煉していなかったのです! これに気付いた後、私は再び大法に戻って改めて修煉を始めました。今回の印象深い教訓を私は永遠に忘れないでしょう。これから顕示心や歓喜心が再び現れたときには、今回の教訓を思い出して自分を注意したいと思います。

(続く)
 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/7/19/244114.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/7/31/127121.html)
関連文章