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黒竜江省:6人の命を救った修煉者 迫害により死亡(写真) 黒竜江省に在住の法輪功修煉者・ハン本余さんは、「真・善・忍」の原則に基づき、より良い人になるよう自らを律し、かつて6人の命を救ったことがあった。しかし、1999年7.20以降、ハンさんは法輪功の修煉を放棄しないという理由で、中共(中国共産党)当局に2回の不当な労働教養と、2回の不当な実刑判決(4年と6年)など、様々な迫害を受け続けた。ハンさんは心身ともに重傷を負い、2011年7月17日の朝、この世を去った。
ハンさんは刑務所で受けた迫害で起き上がることができず、体には多くの傷跡があった
1997年の夏、ハンさんは近所の人に『転法輪』を紹介されて読み終えた後、『転法輪』の法理に惹かれ、法輪功の修煉を始めた。ハンさんは、長年の悪い習慣を捨て、より良い人になるよう努力した。1997年9月、踏切に自転車に乗った男の子と女の子が入った時、列車が警笛を鳴らしながら近づいてきたため、2人は驚いて動くことができなくなった。その時、ハンさんは周囲の人達の中で、いち早く2人を線路の外に連れ出し、自転車も外に投げて救出活動を行い、2人の命を救った。この時ハンさんの服は、列車に引っぱられて破れたという。また、ハンさんはチチハル市内の河で溺れていた4人の人を、救助したこともあった。
しかし、1999年7.20以降、ハンさんは法輪功を修煉しているという理由で、数回にわたり不当に連行され、洗脳班、労働教養所、刑務所などに拘禁され、様々な拷問を受けた。ハンさんはスタンガンで電気ショックを加えられたり、繰り返し殴打されるなどの拷問を受け、歩くことができなくなった。またホースで1、2時間、顔に向けて水を噴射され、全身が痙攣するなど、残酷な迫害を受けた。
ハンさんは秦来刑務所に収容されてから、所内で行われた迫害により、心筋梗塞や肝臓病による腹水、吐血、頭部腫脹の症状が現れ、危篤状態に陥った。2010年7月31日、ハンさんは治療のため、一時出所の措置を受けた。ハンさんの体は、全身が腫れてかゆみと痙攣が伴い、腹水により腹部は大きく膨らんでしまい、ハンさんは苦痛に陥った。 2011年6月28日、刑務所の数人の警官らは、ハンさんの自宅を訪れ、ハンさんを強行に病院へ連行した後、身体検査を受けさせた。7月8日、ハンさんは危篤状態に陥り、家族はハンさんをチチハル第3病院に送った。その情報を知った警官らは病院に駆けつけ、ハンさんの病状を調べながら、ハンさんのカルテ を勝手に改ざんした。その後、ハンさんの病状は徐々に悪化し、7月17日にハンさんは死亡した。
拷問の実演:ホースで水を噴射する
拷問の実演:スタンガンで電気ショックを加える
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
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