私にはもともと幸せな家庭がありました。両親は人々に尊重され、とても楽しい日々を送っていました。しかし迫害が始まってから、父は大法を修煉しているという理由で、しょっちゅう不当に逮捕されるようになりました。私が8歳の時、父が自宅で不法に身柄を拘束されたのを見て、心の中に深い傷が残りました。圧力の中、私はとても苦しい日々を送ってきました。

 

　高校に入ってから私は、小さな挫折でも怖くなり、成績も最下位になりました。私の学校は、地元の進学校なので、名門大学への進学率を非常に重視しています。私の成績は悪く、とても名門大学に入るどころではないので、進学率に影響しないように学校側は私の学籍を、関連学校に移転しました。

 

　このような状況の中で、私は大法を修煉するチャンスを得ました。始めて『転法輪』を読んだ時、頭の中が非常に静かで、甘露が乾いた心を潤してくれたかのようでした。また、父に言われていたとおり、私はよく、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と唱えていました。私は大法のおかげで、全てがうまくいくと感じ始めました。

 

　私の成績は上がりましたが、元々の成績が悪かったため、模擬試験では400点しか取れませんでした。母は私が名門大学に入る希望を捨てましたが、このような状況のもとで私は大学受験に望みました。心のなかで、私は常に「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と唱えました。

 

　大学受験の成績が出ました。なんと成績は500点以上で模擬試験より100点以上、上がりました。こんな私が名門大学の合格点に達したのを見て、先生や友人たちは驚きました。しかし私は、大法と師父が私を助けてくださったことを知っています。