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法輪功に迫害を加える百年の名門・清華大学(三)


文/海外の清華大学卒生

(明慧日本)
 
 五、法輪功迫害への加担は、百年の名門校・清華大学の恥辱
 
 中国で最も有名な大学として、本来、清華大学は学生にとって真理を探求し、人類の思想と知識の精華をくみ取るところであるはずだ。しかし、この誇らしい大学は真・善・忍の信仰を踏みにじり、法律と倫理を無視する悪らつな地となった。清華大学の一部の上層責任者は中国共産党に協力し、彼らを尊敬していた清純な学生たちに迫害の手を伸ばしており、人類の良知を消滅した行為だ。
 
 これら才気にあふれた学生たちは真・善・忍に準じて修煉したため、刑務所で青春の日々を過ごし、ひいては虐殺された。彼らの清らかで信頼と期待に満ちた眼差し目を見つめながら、清華大学は、どうして迫害に手を出せるのだろうか? この迫害は名高い清華大学に恥をかかせ、清華の百年来の学友に恥をかかせ、清華学堂を創立した先人にまで恥をかかせることになったに違いない。
 
 歴史の重任を担う清華大学は本来、社会的責任を果たして、学生の思想、信仰を包容すべきだが、上層部は法輪功に対する迫害を放任して黙認し、人権、思想と信仰の自由を踏みにじる加害者にまで堕落した。迫害の真相が知れたら、清華大学の上層部はきっと大衆の批判にさらされ、自ら犯した罪の責任から逃れられないはずだ。もうすぐ清華大学は創立100周年記念日を迎えるが、11年間の罪を抱えながら、彼らが式典で心を安らかにして自分の業績を誇る場面は、本当に想像し難いものだ。
 
 良知を持つ清華大学の教師と学生たちが迫害の真相を知れば、きっと上層部の11年にも及ぶ犯罪を許さないだろう。罪を犯しつつある愚かな人たちよ、早く目覚めてほしい。中共に追随して滅亡の道へ滑落しないでほしい。
 
 付録1)清華大学に休学、除名をされた法輪功修煉者
 
 1、王欣さん
 
 2、王為宇さん
 
 3、黄奎さん
 
 4、許志広さん(男性)、1999年に清華大学精密機械研究科博士課程に入学。「優秀学生一等賞」の奨学金を得た。学部卒業後、試験免除で直接博士課程に進学。1999年7月25日、法輪功の真実を伝えるため陳情局へ行き、北京市公安局に1日拘留された。2000年6月、大学側は「また不適切な行動を取れば、直ちに休学もしくは退学処分を下す」と告知し、2001年4月、大学は彼を「洗脳班」に送り込んだ。その後、許さんはしかたなく大学を出て、放浪生活を送った。
 
 5、王蘭蘭さん(女性)、清華大学精密機械学部を1999年卒業。清華大学芸術団のメンバー。在学中に日本、台湾などを訪問し公演をしたことがある。法輪功の修煉を放棄しないため、試験免除で直接修士課程に進学する資格を取り消された。
 
 6、張存満さん(男性)、清華大学精密機械研究科博士課程卒業。1999年10月と2000年6月、法輪功の修煉を放棄しないため、2回も休学処分を受けた。2000年6月22日、不法に2週間近く拘禁された。
 
 7、趙紹君さん(男性)、清華大学精密機械研究科の大学院生。法輪功の修煉を放棄しないため、1999年10月に3カ月の休学処分を受けた。
 
 8、姚悦さん
 
 9、林洋さん(男性)、清華大学水利水電工程学部に1994年入学。「優秀学生一等賞」などの奨学金を得た。学業、品行ともに優れ、試験免除で修士課程に直接進学。 1999年9月新学期が始まる時、法輪功を批判する書類と煉功しない保証書を書かないため、大学側に入学手続を拒否された(同じ扱いをされた大学院新入生は7人)。2回も休学処分を受けて清華大学に除名された。
 
 10、張志剛さん(男性)、多くの奨学金を得て、清華大学水利水電工程学部を卒業後、学業品行ともに優れているため、試験免除で人文学院修士課程に進学。法輪功の修煉を放棄しないため、1999年10月、3カ月の休学処分をされた。2000年1月、大学に2週間の「洗脳班」に入れられ、大学に退学処分をされた。
 
 11、蒋玉霞さん(女性)、1995年に清華大学水利水電工程学部に入学。1999年10月、北京陳情受付弁公室に法輪功に対する見解を申し出たため、清華大学側は蒋さんの卒業論文を不合格にし、卒業証明書を発行しない。
 
 12、陳志祥さん(男性)、清華大学水利研究科の大学院生。1999年7月25日、当局に法輪功の真実の状況を申し出たため、北京市公安局に拘留された。その後、公に煉功をしたため大学派出所に拘留された。清華大学は陳さんの入学登録を受け付けず、彼の学籍を取り消した。
 
 13、兪平さん
 
 14、劉文宇さん(男性)、清華大学熱エネルギー研究科修士課程1997年入学、クラス長を務め、「清華大学優秀学生」奨学金を得た。1999年5月、成績が優れているため、飛び級をして博士課程に進学。2000年1月15〜30日、清華大学「200番基地」に軟禁されて洗脳された。2000年6月、法輪功のために天安門広場で請願をしたため、不法に1カ月拘留され、その後、清華大学に退学処分をされた。
 
 15、馬艶さん
 
 16、王志強さん(男性)、清華大学建築研究科に1997年入学、法輪功を修煉しているため、1999年10月に休学処分を受けた。
 
 17、李春艶さん(女性)、清華大学工程理学部の学生。1999年9月、煉功しない保証書を書かないため、大学側に入学登録を受け付けてもらえなかった。1999年10月、修煉体験交流会に参加したために拘留され、夜明けまで取り調べをされて、拷問も加えられた。その後、大学構内で公に煉功をしたため、何度も清華派出所に迫害された。その後、清華大学に休学処分を下された。
 
 18、柳志梅さん
 
 19、於金梅さん(女性)、清華大学化学工程研究科1997年入学、かつて女子学生寮の寮長を務めた。1999年10月、法輪功の修煉を堅持したため休学処分を受け、大学に2週間も「洗脳班」に送り込まれた。その後、清華大学図書館で法輪功の資料をコピーしていたところを拘留されて、1年の労働教養を強いられた。
 
 20、李暁丹さん(女性)、清華大学化学工程学部の学生、1998年2月から法輪大法の修煉を始めた。1999年10月に修煉体験交流会に参加したため、大学派出所に拘留されて取り調べをされた。その後、休学処分をされた。
 
 21、潘益東さん(男性)、1996年に清華大学化学工程学部に入学。煉功しない保証書を書かないため、1999年11月に休学処分を受け、試験免除で博士課程への進学資格も取り消された。
 
 22、李艶芳さん(女性)、清華大学原子力技術設計研究院の大学院生。1999年9月、大学構内で公に煉功をしたため拘留された。10月下旬、修煉体験交流会に参加したため、再度身柄を拘束された。2000年6月、天安門広場で平和的な請願をして、北京市公安局に9日間拘留され、8月に清華大学に退学処分を下された。
 
 23、張連軍さん
 
 24、秦鵬さん
 
 25、徐光宇さん(男性)、清華大学美術学院の大学院生。2001年6月14日、清華大学大学院学生部の張毅部長に「進路面談」と言って呼び出され、そのまま大学派出所に「洗脳班」に入れられ1年半の労働教養を強いられた。
 
 付録2)不法に拘留、労働教養、もしくは実刑判決を下された清華大学の教員、職員とその家族
 
 1、チョ・トウさん(女性)、清華大学微電子研究所講師。2000年に1年半の懲役、2004年4月にまた11年の懲役を下された。
 
 2、趙明さん
 
 3、虞佳さん
 
 4、孟軍さん
 
 5、董延紅さん
 
 6、韓英立さん(女性)、清華大学定年退職の従業員。2003年、4年の懲役を下された。
 
 7、白栄春さん
 
 8、呉相万さん(男性)、清華大学関連の紫光会社の従業員。2003年1月、8年の懲役を下された。
 
 9、賈暁梅さん(女性)、清華大学機械工場の従業員。1999年12月に1カ月拘留され、2001年11月、1年半の労働教養を言い渡された。
 
 10、赫毅さん(男性)、清華大学関連の紫光会社のコンピュータエンジニア。2001年、1年6カ月の労働教養を言い渡された。
 
 11、王久春さん(女性)、清華大学科学技術開発部の助教授。2002年の大晦日に捕まえられて、家財を没収され、1年半の労働教養を言い渡された。
 
 12、朱永潔さん(女性)、清華大学関連の同方会社の従業員。2002年11月4日、北京国家安全局に逮捕された。
 
 13、邱淑芹さん
 
 14、虞超さん(男性)、清華大学精密機械学部を1990年卒業、ネットワークエンジニア。2004年4月、9年の懲役を下された。
 
 15、何端練さん(女性)、清華大学の学士号を取得、エンジニア、清華大学従業員の家族。2回労働教養を強いられ、1回目の期間中に母を亡くして、2回目の期間中に父を亡くした。その後、夫に離婚された。
 
 16、張維珍さん(女性)、清華大学従業員の家族。2004年に拘留された。
 
 17、李民さん(女性)、清華大学水利水電研究科修士課程修了。清華大学土木建築工程会社のエンジニア補佐。2004年、2年の労働教養を言い渡された。
 
 18、李淑雲さん(女性)、清華大学定年退職の従業員。2005年、2年の労働教養を言い渡された。
 
 19、須寅さん、清華大学土木工程学部の助教授。2006年3月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 20、毛勁昇さん(男性)、清華大学関連の同方会社のエンジニア。2006年3月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 21、周至莉さん(女性)、清華大学関連の紫光会社の経理部勤務。2006年3月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 22、黄斐萍さん(女性)、清華大学定年退職の教授。2006年4月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 23、付永安さん(男性)、清華大学定年退職の従業員。2006年3月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 24、劉香蘭さん(女性)、清華大学従業員の家族。2006年3月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 25、蔡淑華さん(女性)、清華大学従業員の家族。2006年3月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 26、趙宝利さん(男性)、清華大学美術学院の教授。2007年7月、2年の労働教養を言い渡された。
 
 付録3)法輪功迫害に加担した清華大学関係者
 
 1、張再興(男性)、1947年10月生まれ、清華大学党委員会の副書記。「全国大学思想政治教育研究会」副会長、「文部省『2課』教学指導委員会」委員、「北京市大学『徳育』研究会」理事長などを兼任。1999年7月法輪功に対する迫害が始まって以来、張は江沢民の命令に従って、「610弁公室」リーダー・李嵐清の指揮下で、中国屈指の名門大学・清華大学の法輪功修煉者に対して、世間を驚かせる残酷な迫害を加えた。迫害の深刻さと迫害人数の多さは、中国の大学全体の首位を占める。
 
 2、趙偉(男性)、清華大学大学院思想教育処の元処長。現在、清華大学大学院副院長を務め、大学院生の政治思想教育を主管する。大学院生の法輪功修煉者に迫害を加える首謀者。
 
 3、唐傑(男性)、清華大学学生課の元課長。現在、清華大学大学院生部部長を務める。清華大学学生の中の法輪功修煉者に加えた迫害の執行者で、多くの学生に休学処分を下した。
 
 4、陳玉新(男性)、清華大学警備課の課長。迫害行為の直接執行者で、多くの悪事を働いた。何回も清華大学の法輪功修煉者を「洗脳班」に入れ、警察の迫害に積極的に協力した。
 
 5、陳克金(男性)、清華大学の副総務長、清華大学住民委員会の書記。何回も清華大学の法輪功修煉者を「洗脳班」に入れ、警察の迫害に積極的に協力した。
 
 6、任喜華(女性)、清華大学住民委員会の副主任。何回も清華大学の法輪功修煉者を「洗脳班」に入れて、警察の迫害に積極的に協力した。
 
 7、キン東明(男性)、微電子研究所の党委員会書記。同所の法輪功修煉者に迫害を加える主な責任者の1人。
 
 8、王東生(男性)、精密機械学部の党委員会書記。同学部の7人の法輪功修煉者への「転向」を主管し、何度も法輪功修煉者を「洗脳班」に入れ、警察の迫害に積極的に協力した。
 
 9、楊向東(男性)、精密機械学部の党委員会の元書記。同学部の法輪功修煉者に迫害を加える主な責任者の1人。同学部の法輪功修煉者を転向させた「功労」で受賞。現在、香港に転勤。
 
 10、鄭浩峻(男性)、精密機械学部の党委員会の元副書記と清華大学青年団委員会の書記を歴任。同学部の法輪功修煉者に迫害を加える主な責任者の1人で、数人の修煉者を「洗脳班」に入れた。
 
 11、白立芬(女性)、精密機械研究科の職員。同研究科の法輪功修煉者に迫害を加える主な責任者の1人。
 
 12、汪展文(男性)、清華化学工程学部の党委員会書記。同学部の法輪功修煉者に迫害を加える主な責任者の1人。
 
 13、駱広生(男性)、清華化学工程学部の党委員会の副書記。同学部の法輪功修煉者に対する迫害を黙認、迫害の主な責任者の1人。
 
 14、李振宇(男性)、化学工程学部学生課の元組長。同学部の法輪功修煉者に対して極めて悪質。江沢民による迫害が始まる前から、法輪功を撲滅すべきだと大学側に提案。
 
 15、テキ大潜(男性)、水利水電学部の党委員会の元書記(すでに定年退職)。清華大学「610弁公室」のメンバー、同学部における法輪功修煉者迫害の具体的な執行者。
 
 16、楊強(男性)、水利学部の党委員会の副書記。水利学部における法輪功修煉者迫害の具体的な執行者。
 
 17、劉書林(男性)、人文学院の党委員会の副書記と教育委員会主任を兼任。何度もマスコミで「清華大学教授」を名乗って法輪功を誹謗し、よく「洗脳班」に行き、法輪功修煉者たちに信仰を放棄させようとした。
 
 18、清華派出所
 
 (完)
 
2011年02月23日

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