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明慧ネットの物語(七)

セキュリティー最優先仕事
 
 師父はこれまで何度も大法弟子に対して「修煉は非常に厳粛なことです」(『カナダ法会での説法』)とおっしゃいました。
 
 明慧ネットの仕事は、中国の多くの大法弟子からの情報触れるため、セキュリティー秘密保持はいずれも、最も重要な要素となりました。明慧ネットの仕事の、最もセキュリティにルーズと言われてきた明慧記者ですら、名前を名乗らず非常に目立たない仕事日々続けています。海外の自由社会で生活しているにもかかわらず、このセキュリティーを最優先する仕事は私たちにとってある種の試煉となりました。
 
 秘密保持と利便性仕事の中で対立する要素です。秘密保持を徹底すれば、必ず不便さがもたらされます。また、修煉者の間に時々誤解と隔たり生じてしまうこともあります。明慧ネットの仕事を粛々と継続するため、多くの不便がもたらされ、さらに同修内部のさまざまな圧力もありましたこの仕事は大変ですが明慧ネットのスタッフはこの仕事特有の寂しさを克服することができるのです。私たちの心は衆生を救うことあり特に明慧ネットは全体において大法弟子の立場、大法弟子の役割を果たしているので、自分目立たないことによ寂しさを感じる暇さえありません。
 
 世間の何事において良し悪しが同時に存在するものです。隔たりも同じです。正しく対処することができれ隔たりの中にプラス的な要素も含まれています。その隔たりの要素、私たちが長期にわたって安定して仕事を行い、私たちの心がさらに静かになり仕事の効率を良くする効果があります。しかも、隔たりによってもたらされるマイナス的な要素も正しく対処することが出来れば、私たちの心性を向上する手助けになります。
 
 私たちは個人で修める修煉者のように、世間と断絶して接しないというわけではありません。環境特殊であるとはいえ、修煉の環境が無くなったわけではありません。乗り越えなけばいけない心性の関も、同様に存在しています。
 
 たとえば同修間の協調、セキュリティー秘密保持最優先の仕事の中での困難さ、毎日受け取る情報投稿、私たちが毎日直面する複雑な難題、さまざまな人心を克服し、いかに動じないか、そしていかに明慧ネットの全体考えて長期的によく行うのか、これが私たちの環境です。いずれも私たちが修煉しなければならないものです。
 
 さらに全員が重要感じていることは、大法弟子としてセキュリティーを優先する仕事は今日、師父の教えの通り行って初めて、問題なくむことができるということです。どんな困難があってもそれは大法弟子が修煉するべきものであり克服すべきものです。目立たない中、安全を最優先とする仕事が問題なく平穏に行われることも私たちが歩む道です。この道の中で修煉し私たちが正しく歩むことは、私たちが大法を実証することになります。
 
発展
 
 過ぎ去る数年間の中で明慧ネットは絶えずマスコミとしての方向性を発展させ、小規模のウェブサイトから、書物、ラジオ、テレビ、資料データなど総合的情報を扱うウェブサイトへと発展しました。
 
 明慧週刊の第一号は当初、中国本土の大法弟子のために発行された書物でした。200964日までに、明慧週刊は既に386号を発行しました。
 
 『明慧週報と明慧週末』は社会に向けて発行される、真相を伝えるための書物です。明慧週末は20011月に発行され、文体は読みやすいのですが、まだネット版しかありません。明慧週報の大陸版は2005年春に発行されました。その後、明慧週報は中国で大量に印刷され、中国の人々が法輪功の真相を知る上でさらなる便利な手段となりました。これは明慧編集真相を伝える効率を向上させ、さらに明慧ネットの中国における知名度をあげることができました。
 
 20074明慧週報は海外版を発行し始めました。海外の自由社会での発行となるため週報は正規新聞として発行されました。今では香港、台湾、韓国、アメリカニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDC、サンフランシスコ、ダラスなどでも明慧週報海外版を見ることができます。
 
 より多くのマルチメディア需要に応えるため200511月に明慧ラジオ局が設立されました。それは中国本土に向けて放送されるラジオ局です。また明慧ネットは映像番組制作し、大法弟子が作ったドキュメンタリー番組を放送し、さらに必要に応じてDVDを作成して中国広めています。
 
 このほか明慧ネットは資料館と写真集を作りました。明慧資料館は大量の情報を整理し、情報を求める人々に明慧の資料をわかりやすく提供し、特に中国本土の修煉者が情報を収集し、迫害を暴露する真相資料を作るため多大な便宜を与えることができました。
 
定期的な刊行物の他、明慧ネットはまた明慧書籍を発行しました。例えば、『九死に一生』を編集したある同修はこのように言っています「この本を編集する過程も自分を信じる心を強める過程となりました。多くの人々が法輪功の修煉を通して様々な重病を取り除き健康な人間になり、そして善に向かい良い人間になっていく過程を見ることで、自分も師父の慈悲、大法の威徳を実感できました」
 
 迫害に反対し真相を伝える中、多言語明慧ネットが相次いで設立されました。今明慧ネットに英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、日本語、韓国語、スペイン語、ベトナム語などの言語ります。これらのウェブサイトの運営翻訳作業を行う同修がにわたる寂しさの中で黙々と翻訳を堅持し続ける中、それぞれの大法弟子自分に対する要求と明慧の仕事の対する使命感によって行なわれてきました。
 
 英語版の明慧ネットを担当しているある編集者は文章の翻訳から明慧の仕事を初めました。しばらくして文章を選択し編集する作業もやり始めました。この編集者はもともと様々なプロジェクトに参加していましたが、明慧に専念することで寂しさを感じることもなく自分の能力が生かせること、自分の力を尽くすことに専念しました。今この編集者は昼間会社の仕事がありますが、朝と夜の時間で明慧の仕事を行い、既に7年が経ちました
 
 この編集者の話によると英語版の明慧ネットの仕事は自分の修煉にとって大きな助けになっているといいます毎日明慧ネットの文章を見るため、正法の方向性と原則的な問題について、常に正しく判断することができます。正法の進展が進むにつれ時々追いつかないと感じることもありますが、しかしこの明慧ネットの仕事は自分の修煉を励ます効果があります。最初は人手も少なく仕事も多く、毎日とても慌ただしく過ごしていましたこの要素も自分をさらに精進させてくれました。これは少しずつ前に進み向上する過程です。明慧ネットのプロジェクトに参加することで、異なる地域、異なる民族、異なる学習者と交流することになり、自らの心の容量を拡大させ、問題を考える時、さらに広い立場で見ることができるようになりました
 
 この編集者の経歴はまさに英語明慧ネット及び、その他言語の明慧ネットのスタッフの体験の縮図、もしくは代弁といえます。
 
 ある言語の明慧ネットの主要な編集者は1999年から既に英語明慧ネット発表された文章を母国語に翻訳し始めていました。長年苦しい条件の中で、このチームは毎日英語明慧ネットの文章を母国語に翻訳し、異なる言語の大法弟子に重要な修煉の環境情報を提供してきました。
 
 この編集者は以下のように話してくれました「最初多くの仕事は自分がやらなければならず、非常に疲労困憊していました。ある時同修と交流する際、同修は『このようにあるべきではありません。同修を信頼するべきです。皆さんであなたの仕事を分かち合うべきです』と助言してくれました。少しずつ多くの同修が翻訳の仕事に参加するようになり、また地元の真相を伝える活動について投稿する人も増えてきました。最初文章の質は高くなく、編集するたびに同修と会議を開き、具体的な文章を例にしてどのように文章の翻訳と作成を改善するかを説明しした。少しずつ皆さんもよくできるようになりました」
 
 この編集者はこうも話してくれました「最初は特に沢山のことがあり本当に疲労困憊していました。その後9年間続いたのですが、この9年間一日たりとも休みはありません。他の同修のプロジェクト毎日堅持しなければならないものではありませんが、しかし編集者としては毎日編集し、毎日文章を発表しなければいけません。そうであるとはいえ、私は毎日必ず一講の転法輪を読み続けてきました。学法があってこそ、私は十分な正念をもって、自分のやるべきことをやることができたのです」
 
 明慧ネット多くのチームと同じようにこの多言語明慧チームにとっても、交流はとても重要です。交流では、一緒に法を学び、修煉体験を話し合い、その後初めて明慧の仕事について話します。全員が学法と交流の環境を、本当に大切に思っています。なぜならこれは、大法弟子が大法の中で自分を向上させ精進する状態を保つ保証だからです。
 
 状態の良し悪しについて、起伏が繰り返される中、明慧ネットは今、なんとか基礎的な記者団を持つようになりました。明慧記者の協調の仕事も法理の交流と日々の研鑽を前提としています。皆が明慧ネットに文章を投稿する中で共に学び共に比較しあって向上しています。まだ人手が極めて足りていない状況ですが、しかし明慧記者は何人かの古い学習者の協調の元で、ますます純粋向上を目指す団体なりました。彼らの作った海外の報道の取材は、中国本土の同修に対して多大な励ましなります。さらに中国本土の人を救うためにあらゆる明慧関連の記事は明慧関係の定期発行物の中で欠かせない真相源となりました。
 
(続く)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/9/明慧网故事点滴(五)-244935.html)
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