中共(中国共産党)中央テレビ局「軍事科技」という軍事専門チャンネルで、7月に放映した「ネットワーク暴風が来た」という番組内で、中国の軍事学院がウェブサイト攻撃技術を研究していると紹介された。そして、アメリカにある法輪功のウェブサイトを攻撃の対象としているという内容がはっきりと映し出された。ウェブサイト攻撃について、中共はずっと否認していたが、今回初めて自ら暴露し、中共政府側による自らの初めての証拠となった。
中央テレビで公開されたドキュメンタリー番組で、人民解放軍が米国内の法輪功ウェブサイトにサイバー攻撃しているという内容が映し出された
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中央テレビ局が放映した番組の11分12秒のところで、中国人民解放軍電子工程学院が開発したウェブサイト攻撃システムの中に、法輪功の多くのウェブサイトが攻撃の対象となっていることが映し出された。特に、中国語の明慧ネットを攻撃の主な対象としているという。
中央テレビで公開されたドキュメンタリー番組内で、法輪功の明慧ネットが中共のサイバー攻撃の対象となっている内容が映し出された
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明慧ネットのメディア担当者・蘇ヒさんは「過去12年来、明慧ネットはいつも攻撃されてきた。初め(1999年以降の数年)は、中国からの攻撃だと表示されたが、その後、第三国を経由しての攻撃だと表示された。しかし最近、中国からの攻撃が1回あった」と説明した。