この美しい光景は通行人の目を惹いた。多くの人が足を止めて観覧し、写真を撮ったりした。散歩をしていた女性は「このように静かで、ハリケーンにも影響されず、良いですね」と不思議そうにしていた。
修煉者たちは、煉功のほかに法輪功が12年間にわたって受けてきた迫害の真相も伝えた。日本に居住している中国人の李さんは記者に、「私の親戚一家3人は留置場に強制連行された後、様々な拷問を受けました。そのうち一人は長い間、精神的に痛めつけられたため、釈放された時には、精神病に罹っていました。国連人権組織やアメリカ政府が、中国本土の法輪功修煉者に対する人権状況に関心を持つことを望みます」と語った。
インディアナ州に在住の中国人・余さんは、中国で警官に7回強制連行され、 留置場や刑務所に、毎回2週間ほど拘禁され、懲役1年の不当判決を宣告されたこともあったという。余さんは留置場や刑務所で強制労働をさせられ、手段を選ばずに拷問された。「私たち法輪功修煉者は、睡眠をはく奪され、トイレに行くことも禁止され、大小便をズボンに漏らすしかありませんでした。警官は、信条を放棄するよう強要し、硬いビニルチューブで私たちを殴りました。殴られた部位は腫れて血が出ました」と、余さんは自身が受けた迫害事実を述べた。