学校内で修煉し、真相を伝える(一)
■ 印刷版
 

   文/ ニューヨークの大法弟子

 
 師父、こんにちは! 修煉者の皆さん、こんにちは!
 
 私は2001年にフロリダのある静かな学園で大法に出会いました。その後ニューヨークに来て、もうすぐ研究生として卒業します。過去の十年間は学校で修煉していました。このような環境の中での修煉と真相を伝えてきたことについての体験談を話したいと思います。まずは短い物語から始めます。
 
 2007年、コロンビア大学の中国人学生生徒会は、中国共産党の支配下で、法輪功を中傷するため、神韻公演の宣伝を邪魔することを目的に、この名の知れた有名な大学を基地として利用しようとしました。生徒会のリーダーは、中国共産党の海外での代理人として、校内で行なわれる、中国共産党による臓器狩りについての会議を邪魔しようとしました。その後、サークルのホームページに大法と師父を中傷する宣伝の資料も載せました。我々は退却せず、逆にこの機会を利用してコロンビア大学にたくさんの真相資料を広め、中国共産党と生徒会がやっていることを暴きました。中国共産党の企てによって、逆に私達は各学部や学科、そして担当の主任や上の幹部にまで真相を伝える機会をつかむことができました。
 
 私達の真相資料は、特に生徒会の中国共産党の代理人に対してのもので、コロンビア大学の校内に正しい情報を広め、生徒や教師、すべての人たち一人一人に法輪功やこの迫害、中国共産党の邪悪さ、そして中国共産党は迫害の手を海外まで伸ばす策として、学生サークルを利用していることを知ってもらおうと努力しました。ある学習者はフラッシングから片道で一時間半もの時間をかけて真相を伝えることを手伝ってくれました。
 
 数カ月後に、中国人学生生徒会は降参しざるを得ませんでした。彼らはホームページに載せた大法を中傷する内容を消しました。生徒会の何人かは、各学部と学部主任からの批判を受け、法輪功の活動に手を出さないようにと言われました。
 
 今回の中国人学生生徒会からの妨害は、とても意外な結果をもたらしました。この事件の数カ月後に、ちょうど毎年一回の学生サークルと管理部門との面会がありました。過去の数年間では、私達は何度も法輪大法学生サークルへの経費の申し出をしましたが、さまざまな理由で断られました。今年は中国人学生生徒会の妨害事件があったことで、サークル管理部門から「君たちはよくやった。我々は君たちの活動を応援するため、資金を与えることにした」と言われ、私達に500ドルを与え、また、「もっとたくさんの活動を行って、もっとたくさんの学生たちに法輪功を知ってもらおう」とも言われました。後に、この500ドルは、彼らがこれまでサークルに援助した中で最高額であると知りました。
 
 しかし二年目は、いろいろな原因で、私達は怠惰し始め、基本的に何の活動もしませんでした。再び管理部門と会談するとき、彼らは不機嫌そうに言いました。「あなたたちはなぜこの資金を使って法輪功の活動を行わなかったのですか? このお金を使っていないのならば、今年もあなた方にこのお金を与えるかどうか、我々は考え直さねばなりません」私たちは機会を失うことを恐れ、彼らに今一度のチャンスを求めました。その日、家に帰り、私は師父の写真の前に跪き、後悔しました。「師父は私たちにこのような素晴らしい機会を与えてくださったのに、私たちはなんの努力もしませんでした。どうか私たちにもう一度チャンスをお与えください。今年は必ず挽回します」
 
 数日後、サークル管理部門が私達に連絡をくれました。「今年は500ドルではなく、400ドルを与えます。今年こそこのお金を使って活動を行い、もっと多くの人たちに法輪功を知らせてください。でなければ、来年は資金を与えません」
 
 師父が再びチャンスをお与えくださったことに私達は感謝します。私たちはこのお金を使って中共による臓器狩りの事実を暴く会議を行い、そして、校内の中心地で大型のポスター展示会も開催し、とても大きな影響を与えました。他のサークルが大型の活動を行うときは保安費用を払わなければならないのですが、学校の関係者たちは中国共産党が邪魔をすることを心配し、我々の保安費用を免除してくれました。今年、私達は1000ドルをもらえ、このお金でもっとたくさんの真相資料やチラシを印刷でき、大きな活動を行うこともできるようになります。
 
 中国共産党の数年前の企ての結果、彼らの狙いとは真逆になりました。我々はこの機会を利用してこのような環境を作り上げ、毎年私達が法輪功の活動や、真相を伝えること、中国共産党の邪悪を暴くことなどで必要なお金を、今は常人たちが毎年与えてくれます。少なくともその年、法輪大法サークルはコロンビア大学で最も活躍したサークルになりました。私達は機会を逃さず、真相を伝え、中国共産党の邪悪を暴き、今後の真相を伝えるための資金を手に入れ、サークル管理部門とより良い関係を作り上げました。
 
 『米国首都での説法』の中で、師父は次のようにおっしゃいました。「ですから、邪党の誹謗中傷にしても、仕出かした悪事にしても、全世界にその邪悪さを披露しているに等しいのです。同時に、私たちのために法輪功を宣伝し、法輪功の世界の人々に対する影響力を拡大しています。邪党は何を行なっても、全て私たちのために宣伝をしているのです」
 
 (続く)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/31/在校园里修炼讲真相-246084.html)     更新日付:2011年9月26日
 
関連文章