長春第一期法輪功講習会の思い出(一)
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文/長春の大法弟子

 (明慧日本)18年前の5月、幸いなことに私は法輪功第一期講習会に参加し、直接師父の説法をご拝聴しました。このことは今も記憶に新しいです

 第一期講習会は長春第五中学校で開かれました。当時五中キャンパス内で修繕工事が行われ、私たちは教育学院の側門から五中キャンパスに入り、東側の階段を通って二階に上がりました。

 二階に上がったところ、師父がちょうど教室のドアの前で頷きながら下の学習者を見ていました。師父は背が高く、白地に赤い線の入ったスポーツウェアーを着ていて私はこんなに若いのかと感心しました。師父は上品で礼儀正しく、元気はつらつとし微笑まれていて、その様子を見ると、自分はどこかで師父にお会いしたような気がして、特別な親近感を覚えました。

 教室の机と椅子はかなり古く、前に教卓が1つ、黒板が1つ非常に簡素でした。第一期講習会に参加した学習者は200人近く、教室はまだ空席がありました。

 師父の講義時間通りに始まり、講義の時には原稿がなく、1枚の小さい紙片を使っていました。師父次のようにおっしゃいました。「の功法の伝え方は他の人のやり方と違います。どうして気功の形で伝えるのでしょうか? わたしが佛法を説いたら、貴方たちはまだ受け入れられません。私が伝えたのは佛家功で、佛は迷信ではなく、佛は覚者です。の講義を聞けば、徐々にの言った内容が分かるでしょう。皆さんは講義をしっかり聞いてください。すべての内容は説法の中に含まれています」

 私はまだ気功の講習会に参加した経験はなく、気功に対しては全くの素人でしたそのため特に集中して聞いていました。師父は宇宙には“真、善、忍”という一種の特性が存在すると話され、佛家は忍を重んじ、他人と喧嘩している佛を見たことはありますか? 足を組んで座り、酒の徳利を提げている佛を見たことはあるでしょうか? タバコを口にくわえて座っている佛はどこにいますか? 功を学びたければ、タバコを止めなければなりません」とおっしゃいました。心性を修める問題について論じたとき、師父は次のように言いました。「たくさんの高い功を師が教えるとき、皆“心性”の問題を論じます。これは本当に功を教えています。しかし、一部のいわゆる気功師は動作だけを教えています。“心性”を重んじない人は、実際には邪法を教えているのに等しいのです」

 師父は開眼についても言及されました。一部の学習者が自分の家の佛像を持って来て師父に開眼を頼みました。師父が左手に佛像を持ち、右手で佛像上の良くないものを除去していました。私も家小さ佛像を赤い布に包んで持っていきました。講義が始まる前、講壇のところで師父にお辞儀をして、自分の佛像を開眼してくださるよう師父にお願いしました。師父手に小さい佛像を持ち、「この佛像は誰かに似ていませんか?」と皆に聞きました。皆知りませんでした。その日、講義終了後、小雨が降っていました。皆は腕を組んで寒さをしのいでいましたが、私は小さい佛像を懐に抱いて、全身暖かく穏やかに感じました。

 師父は説法の中で、2つの出来事について話されました。今もはっきり覚えています。師父の妹さんタイに住んでいます。師父がタイの親族を訪問したとき、妹の家の家政婦が、ある資産家が脚に病気があり、どんな方法でも治らないと資産家の家政婦から聞き、師父のことを紹介しました。資産家は家政婦から話を聞いたとき、いろいろな名医でも治らなかった病気が中国から来た1人の気功師なら治せるものかと信じませんでしたが、試しに診てもらうことにしました。師父が功を出すと、彼はず寒さを感じ、脚から冷たい風が出てくるように感じました。それから、師父が紫外線のような功を出すと、彼は全身熱くなり、しばらくすると、脚の腫れが消え、その後の23回の調整で、資産家の脚は治りました。本人も彼の家族も師父にとても感謝していました。

 師父がタイを訪問したとき、1人の植物人間の脳を入れ替えたことがありました。その植物人間は数年間寝たきりで、彼の家族は師父に頼みました。治してあげるか師父は悩んでいましたが、一回ならやってあげても良いと言いました。植物人間の脳を入れ替えると、当然のことながら彼は家族を認識できなくなります。師父が彼に話しかけて、家族のことを知っていたら、首を縦に、知らないなら横に振ってください。そして、その植物人間は首を横に振りました。彼は家族を認識できなくなりましたが、知覚が戻ってきました。

 「の出した功は、長春市を4回囲って4日間出して終わりません」と、師父はおっしゃいました

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/9/223147.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/5/24/117354.html)     更新日:2011年11月9日
 
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