(明慧日本)最近、学法、煉功および大法の仕事をする中で、暇な時間は少しもありません。昨夜、本当に疲れて、同修も「今日は学法をここまでにして休みましょう」と言いました。昔なら休んだはずですが、昨日はいつものとおり、12時の発正念前まで学法しました。これは精進している同修にとって、たいしたことではありません。しかし、昔も非常に疲れた時に休まずいつも通りに学法などをやったことが何回もありましたが、今回のことと比べたら、当時はただの堅持にすぎませんでした。私は学法によって心性が向上し、心には大法弟子としての責任が詰め込まれました。一刻も自分を緩めることなく、その責任を果たすことを怠けることはできませんでした。
このような強い責任感は、学法の中で師父が宇宙体系についておっしゃった法理を更に悟ってから生じたものです。昔『スイス法会での説法』を学んだとき、師父がおっしゃった宇宙の仕組み、宇宙天体の大きさは摩訶不思議に感じました。師父がおっしゃったとおりに理解しようとすると、頭が痛くなりとても理解できずやめました。当時、師父がこのように大きな法を説かれたのは、大法弟子に宇宙の大きさを理解させ、弟子の器を広げ容量を多くするためだと悟りました。
最近学法に力を入れ、繰り返し新経文『大法弟子とは何か』や、師父の以前の説法を学び、宇宙の仕組みに対して一歩進んだ悟りがありました。
師父の説法の中で、師父の弟子たちに対する苦心をちょっと理解できました。師父は、宇宙の体系を一気に私たちに説明されても、私たちの次元が足りず、また受け止められないことをご存知でした。師父は順を追って、三界、銀河系から小宇宙、一層一層の宇宙、宇宙天体、最高の天体体系まで私たちを一歩一歩高次元に連れていかれています。私たちの心、思想すべてがそのような高い次元まで達しなければならず、私たちの身体もそのように大きな神体にならなければなりません。これはなんと厳粛で、偉大で、神聖なことでしょうか。
師父の法が私の智慧を開いてくださり、昔の説法と『大法弟子とは何か』での宇宙体系に対する法を一緒に学ぶ時、私は昔のように頭が痛くならず、大法弟子には重大な責任があるという、その深い意味を悟りました。
おおよそ27億ものの銀河系がこの小宇宙を形成しています。この小宇宙を基点とし、3000個の小宇宙が一層の宇宙を、また千、万、億単位の層で第一層天体を形成しています。第一層天体の上にはもっと多くの階層の天体があり、それらの天体をあわせてひとつの体系となります。ひとりの大法弟子はこのような大きなひとつの天体体系を代表しております。この体系の中にどのくらいの宇宙があり、どのくらいの佛道神がいて、どれくらいの衆生がいるのでしょうか。劫の単位でも数え切れません。彼らは私たちの大法弟子がよく修めて救われることを願っています。師父はよく「無量無計」で数量の大きさを表していらっしゃいます。私が今の理解を、三千倍、三万倍、三億倍拡大しても師父がおっしゃった「無量無計」の言葉の意味をあらわすことができません。私たち大法弟子は、これほど大きな責任を背負っていて、そのくらい高い次元まで修めていかなければなりません。
(続く)