主流社会に神韻を広めた体験(二)
■ 印刷版
 

文/日本の大法弟子

 明慧日本2011年12月28日】

 日本人と接触し、日本社会に深く入り込む

 私たちの活動は、今まで日本人との接触が限られていました。そこで神韻3年目から、常人が主催する活動に参加して、日本人との接触の機会を増やしました。この方向性は正しかったので、やり始めるととても順調にいくようになりました。当時私が誰かと会いたいと思うと、師父はいつも助けしてくださっているのが分かりました。

   神韻2年目の時、私はある団体の責任者に一度お目にかかりたいと電話をしました。しかし、忙しいとの理由で断られ、資料だけ送ってほしいと言われました。神韻3年目の時、その責任者を思い出しましたが、どのようにしたら会えるのか分かりませんでした。

 ある日、同修の知り合いが音楽会に私たちを誘い、チケットを2枚くださいました。音楽会が終って、ある人が私の名前を呼びながら、私たちの前に来ました。その人は昨年私が会いたいと思っていたその責任者だと分かりました。驚いたことに、チケットをくださった同修の知り合いが連れて来ていたのです。

  後日、私たちはその責任者が主催する活動に参加し、神韻を紹介させていただきました。彼が月に一回主催する活動に、私たちは全体として参加し、楽器・二胡ができる同修は二胡を演奏し、レストランを経営する同修は会食の準備を手伝い、学術界の同修は講師として中国の伝統文化について講演し、その後、法輪功と神韻公演を紹介しました。このようにして私たちは多くの人と知り合うことができました。

 私は常人と接触するには忍耐と時間が必要だと感じました。時間を無駄にするのではないかと、行きたくない時もあります。しかし、毎回それを抑えて行ってみると、縁がある人と出会うことができました。活動の中で、私たちの行動が、つまり真相を伝えることで、常人たちは私たちの一挙一動を見ているのです。日本は信頼関係を重んじる社会で、私たちが常に参加することで、互いの理解も深まり、縁のある人々を紹介してくださるようになりました。

 順調ではない時もあります。昨年私たちはある団体の理事長と知り合いました。年配の女性でとても活動的で、私たちが差し上げた神韻資料を見て、すぐ手伝いたいと言いました。しかし後に、他の人から「神韻を手伝うとちょっと面倒なことがある」と聞いてから、彼女は手伝うのをやめました。私と同修は彼女に真相を伝え、私たちは努力して頑張るから大丈夫だと話し、それ以上しつこく頼みませんでした 。しかしその後も、私たちは彼女が主催する活動に参加し、応援していました。

   ある活動中に、彼女は一番高いチケット2枚購入したいと言いました。私たちは今でも交流があり、現在彼女は自分の事務所に私たちのために気功教室を作り、縁がある人に修煉する場を提供しています。今年も彼女が主催した活動に参加し、活動の中で神韻公演を紹介し、会食の席で功法の実演をさせてもらいました。

  私は常人と接触する中で、ささいなことでも心を込めて行ない、いい加減にしてはならないことを体験しました。ある日私は息子を連れて、同修と野外音楽会に神韻を弘めに行きました。その日は非常に寒く、今にも雨が降り出しそうでした。しかし、女性歌手は最後まで歌い、私たちも最後まで聴いていました。終ってから女性歌手は非常に感動し、自分のCDを息子にプレゼントしたいと言いました。彼女はこの地方の人ではないので、私は彼女との名刺交換をするつもりはありませんでした。しかし、息子がひたすら名刺を出すようにと言うので、彼女と名刺交換をして、神韻資料を渡しました。私はその時、別に何の希望も持っていませんでした。翌日、彼女は電話で「家に戻ってインターネットで調べてみると、神韻公演の劇場が家のすぐ近くでした。劇場に電話をしたら、震災で公演が中止になったと聞き、非常に残念です」と言いました。その後、彼女から「最後まで私の歌を聴いてくださり感謝します」と書いた手紙を受け取りました。

  先日、彼女は広島で公演したので私たちはまた再会し、来年の神韻公演の情報を伝えました。このことを通じて、私は多くの体験をし、自分がどんなに忙しくても、常人の気持ちを軽視してはならず、「求めずともおのずと得る」であるべきだと分かりました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/24/250960.html)     更新日:2011年12月29日
 
関連文章