修めることを理解した
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文/雲南省の大法弟子

 【明慧日本2012116日】私は毎日学法していますが、宇宙の中に相生相克の理や、得と失の関係あることを理解していませんでした。私はひたすら学法の中で自分にとって有利な部分、人類にとって有益なものばかりを探し、修煉への理解もぼんやりしていましした。師父からたくさんの物をいただいて、とても喜び、師父に一挙四得と言われて、自分はぐに煉功者として嬉しくなりました。しかしトラブルに遭い、難関にぶつかると常人と変わらなくなり、執着して、少しでも損したら不公平だと思ってしまいました。「一挙四得」の部分を学法しましたが、真に理解していませんでした。なぜ学法したのに、理解しなかったのでしょうか。それは学法の当初、私は非常に喜んで、修煉の基点私利の為に置き、求める心が生じたのです。しかし難関にぶつかると、自分の失を痛く感じてしまいましたしかし当然失いたくなければ得られないのです。三蔵法師は経を求めて天竺へ行く前に、すでにたくさんの経を勉強したのです。経を求めに行く過程で81難を乗り越え初めて正果を得る事ができたのです。難関を乗り越えるには、まず固い心がなければならず、得るためにはたくさんの捨と失があるのです。

 1997年に修煉を始めた当初、私は信仰や修煉のことがわからず、どうやって修めるのか、どうやって内に向けて探すのかなどは私にとって抽象的な概念でした。私は読書に結構熱心なので、大法の事を任せられました。しかし私は、いつも人のことばかり見て、他の人も私の前で人の非を言いました。学法が浅いため、人心や執着心に対して明確な理解ができませんでした。いつも人の執着心を見て、人の欠点を論じてしまいました。同時に、人の不足を用いて自分照らすことができず、自分が理解した法理をもって自分を律することさえできませんでした。こうして長い間トラブルに陥り、自分の学法や煉功に影響を与え、全体的な向上も阻害してしまいました。

 学法を継続する中で徐々に向上してから、次の事が分かりました。それは一部の事は警察に任せばよいのであり、一部の事は職場の管理職の責任であり、自分は法に基づいて修めればよいのです。しかし、どうやって人心を修めればよいかまだまだ分かっていませんでした。

 7.20の直前にも、私は難関にぶつかり、3回ほど不法に連行されました。1回目は正念を持って出られましたが、2回目は人心があるため邪悟に陥りました。3回目は前回の失敗から、正念を持って出る事ができました。刑務所の中で大きい難に直面した一部の法理を暗唱して正念が強くなり、少しずつ乗り越える事ができました。例えばサインをしない、拇印を押さない、報告をしない、要求された書類を書かない、な目的の健康診断を受けない、強制労働をしないなど。しかし、どうやって修めるかについて、やはり分かっていませんでした。内に向けて探すことを知らず、自分の成功の経験から執着心を隠してしまいました。

 こうして、私は長い間魔難に見舞われました。刑務所を出てから一時期、自分のことを良いと思い込んでいました。しかし法に照らして同修を見てみると自分には人心がたくさんあると分かりました。正念で難を突破したといってもせいぜい師父を信じて師父に加護されただけです。内に向て探しておらず修めていません。これらの人心はずっと険悪な環境の中押さえられ、はっきり認識できませんでした。修めなければ修煉者と言えるでしょうか。

 数カ月間、私は家に閉じこもって学法し、自分の過去を振り返って、人の念、神の念、正念とはなにかやっと分かりました。旧勢力の考え、人心の執着なども認識しました。人と神の区別が分かってから、自分の修煉にも良い基礎を築きました。相生相克の理を理解して、得と失の関係がわかりました。得の後ろには捨と痛みがあります。自分の執着心が分かったらそれを無くすためにそれなりの苦を嘗めなければなりません。以前のように、無視したり発正念をして師父にお願いしたりするだけではいけません。信仰を持つ修煉者としては当然のことです。そうでなければただの学者になります。

 「愚公移山」の主人公愚公はその山を、絶えず動かそうとしていました。子や孫の代も続き、天を感動させました。結局、神がその山を動かしました。私も自分の執着に対して絶えず内に向けて探し、苦を嘗めても惜しまないようにしなければなりません。

 師父は私たちの業をたくさん消して下さいました。残りは私たちの修煉の各次元に分けて心性の向上のために使います。師父は私達に天に昇る梯子を準備して下さいましたので、魔難は私たちの因果応報でもあり、同時に心性向上させる機会でもあります。師父は私たちを連れて、神に向かう道を歩んでおられます。修めることがはっきり分かったので、漏れなく人と決別し、神に向かって師父についていきます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/23/250832.html)     更新日:2012年1月17日
 
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