文/四川省の大法弟子
【明慧日本2012年2月22日】次に、真相を伝える時に、真相を知らない人に通報され、危険から無事に脱出できたことについて、話したいと思います。2008年の夏のある日、午前中に真相を伝えに行き、10数人が脱退して、持って行った資料も残り一枚になりました。私は薬屋さんの外の椅子に座っていた二人のお年寄りを見かけて、挨拶をして、彼らに健康保持と災難から逃げる秘訣である「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」を教え、資料をあげました。二人のお年寄りはよく受け止めて、ずっと頷いていました。更に三退を伝えようとした時、二人の若い人たちが歩いてきて、若い男の人はお年寄りから資料を奪って、高い声で「何をしているのですか? あなたが配ったのですか?」と聞いて、私は「そうですよ」と答えると、その男の人は、「私が誰かを知っていますか? 警官だよ」と叫びました。私は動ずることなく、内心で「警官も人間だ。神に救い済度される対象だ」と思いました。私はニコニコして「私はこのお年よりたちのためにやっているのであって、彼らを救ってあげたいです」と言いました。若い男性は「私にこういう話をしないで」と叫び、携帯電話を出して警察署に、一人の法輪功を捕まえたと通報しました。若い男性は私の手首を握って離そうとしませんでした。
この時、多くの人は集まってきて、私は大声で言いました。「私は何も悪い事をしていません。いい人です。いい事をしています」パトカーが間もなく来て、二人の警官が降りてきました。私を捕まえた若い男性は「私は今日休みだから、あなたたちに頼む」と言って、行ってしまいました。私は後にきた二人の警官にパトカーに乗せられました。しかし、私はとても平然とした気持ちで、「警察署に行っても怖くない、人を救い済度するのは師父の意思だから、私はこの天下最も正しいです。神聖なことをしているから、私は自分の言動で大法の美しさと威徳を実証し、慈悲の心で迷っている人々を救い済度したい」と考えました。パトカーに乗ってから、絶えず二人の警官の背後にいる邪悪生命と要素を取り除くように正念を発し続けました。警察署に着いて、事務所に連れていかれ、他の人がいなかったので、この事務所と周りの環境に対応する空間の全ての邪悪、卑しい鬼と共産邪霊の要素を取り除き、強く正念を発しました。同時に師父に、これらの人が救い済度できるよう加持を願いました。劉という姓の警官に名字と勤め先を聞かれましたが、答えませんでした。彼は「資料はまだありますか」と聞きながら、私のカバンを調べようとしました。「ないです。これは私個人のものなので、あなたに調べる権利はないです。でも、見ても良いですよ」と私は言いました。彼は調べたあと、確かにないと分かりました。この時、所長はコップにお湯を入れて、たくさんの薬を手にして飲もうとしました。
私は話題を見つけて、親切に「所長は何の病気ですか? まだ若いのにこんなたくさんの薬を飲んでいて」と聞くと、所長は「心臓病、糖尿病、面倒くさいよ」と言いました。私は同情を示して、「そうですね。病気をかかったら、面倒くさいだけではなく、また辛いでしょう。所長、苦痛を取り除く方法を教えてあげます。本心から『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念じて、それが本気であれば治ります」と言いました。劉は話しを続けて、「知らないでしょう。この間私たちは三人の法輪功を捕まえて、今留置場に入っている。あなたは本当に閉じ込められることを恐れないの?」と聞きました。この話を聞いて尚更、彼らが大法弟子を迫害して天罰を受けていてもそれを知らず、しかも将来もっと大きな災難が彼らを待ち受けているに違いないことを思い、可哀想だと思いました。私は厳粛に彼らに言いました。「あなたたちはもう法輪功を修煉する人を迫害しないようにしてください! 法輪大法は高徳の仏法であり、われわれは宇宙の最高の特性、真・善。忍に基づいて善い人を目指しています。法輪功と法輪功の修煉者を迫害したら天罰を受けるのですよ。よく『共産党についての九つの論評』を読み、インターネットで海外を覗いてみてください。法輪大法は世界100以上の国に伝わって、好評を受けているのです。しかも煉功は自由です。ただ中国だけが許さない、これはなぜですか? よく考えるべきです。貴州平塘県の字を刻んでいる石のことをご存知ですか? 500年前に、巨大な石が断崖から落ちてきて二つに割れ、断面に『中国共産党は滅亡する』という文字が入っていました。その石は2億7千万年前のものであり、しかも文字は天然のものだと判定され、人間が手を加えた痕跡もないと言います。天は中国共産党を滅するということです。これは天意です! 三退はすでに世界の潮流となって、私が知っている限り数千万人が中共の組織から脱退しました。この人たちは邪悪から離れているから、将来天災がやってきた時、少なくとも命を守れます……」
師父が与えてくださった知恵で思わず2時間も話して、彼らの背後にいた邪悪は解体されました。最後に劉は、もう話しはいいよと手で示して、家へ帰って昼食を作って下さいと言いました。こうして私は無事に脱出できました。帰る時、彼らのことを心配して、再三にたくさん真相資料を読んで、『共産党についての九つの論評』を読んでくださいとくれぐれも言い聞かせました。「真相を分かって三退しさえすれば助けられますので、必ずこの警察署の全ての人も三退してください。必ず大法弟子を大事にしてください」と言いました。彼らは笑って、私も笑いながら警察署を出て、再び師を手伝って法を正す流れに入りました。
数年の修煉を経て、色々な試練に耐えて、今日になって私は更に固く師父が導く神様への道を歩み、師父の限りない法力の保護の下で、周りの同修とよく協力し、強大な全体を形成し、十分に師父が与えてくれた神通力を使い、衆生を広く救い済度する過程で自らを鍛えて、充実し、師父が与えてくださった神様への道を歩めば歩むほど道が広くなり、明るくなっています。慈悲で偉大な師父に感謝します。
(完)