文/中国黒竜江省の大法弟子
【明慧日本2012年3月10日】最近、私のプリンターの動きが悪くなりました。修理に出していくらチェックしても何の問題もなく、ただよく使えないだけです。パソコンも処理速度が落ちて、とても遅くなりました。私自身は、まだ若いのにとても疲れていると感じ、2階に上るのさえ息切れがしました。発正念の効果もあまりよくなく、学法も心に入りません。師父の悟りの下で自分に影響を与えているのは、なんと不精な心と安逸を求める心であることに気づきました。
我が家は資料点であり、また私は現地の協調人でもあるので毎日とても忙しいです。この表面的な忙しさで、不精な心と安逸を求める心は、三つのことをやっているということによって、隠されていました。そして、これらの心はますます強く、大きくなりました。
正々堂々と人を救うプロジェクトの中で、私は堂々と修煉しているように見えましたが、実は不精な心と安逸を求める心がその中に隠されていて、慢性毒薬のように、ただ気付きにくかっただけです。そしてこれらの心の働きの下で、私はだらけて、仕事をずるずる引き延ばし、人を救うプロジェクトも停滞し、「待つ、求める、頼る」心が芽生えてきました。しかし、私自身はまだそれに気づいていませんでした。
不精な心と安逸を求める心は、私が勇猛邁進する意志を粉砕し、残酷にゆっくりと私を引っ張り、崩していきました。
法を得たばかりの時、私の子供はまだ小さく、毎日4回子供を幼稚園に送迎していました。毎日会社で働き、少なくとも一回は子供に着替えさせていました。また毎日三度の食事を作り、多くの家事もやっていました。夕食の後は、風雨に拘(かか)わらず、子供を背負って煉功点に行き、集団学法と煉功に参加しました。22時に家に戻り、子供を寝かせてから、私は引き続き学法し、早朝4時に必ず集団煉功に参加して、動功をやりました。その時は毎日五式の動作を必ず一回やっていました。今17年が過ぎ、子供は大きくなり、親の心配は不要となりました。また私を手伝って、家事をしたり、資料を印刷してくれたりもします。家庭の経済状況が良くなるにつれ、私は以前は一日中仕事をしていましたが、今は仕事をしなくても良い状況に変わりました。
しかし、最近私は資料の印刷、作成に忙しく、毎日『転法輪』を1講学ぶこともできなくなり、ましてや1、2ページしか読めないときもありました。煉功も以前は毎日5式全部やっていましたが、少しずつ減り、4式、3式、2式、1式だけやるようになり、発正念の回数もますます少なくなってしまいました。猛烈な勢いで仕事をしていいる中で、方向がずれ、仕事をすることを修煉と見なしていました。忙しい中、自分の修煉を軽視し、不精な心と安逸を求める心が芽生えてきました。
師父から悟らせて頂いて、私は夢から覚めたようです。私は、自分がどうしてこれほど不精になってしまったのかと、とてもびっくりしました。とても恥ずかしいことです。私は真面目に内に向けて探し、自分の修煉に存在している危険な現象をはっきり見ることができ、多くの常人の心を見つけ出しました。
師父は『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』の中で、「ですから、終始一貫して、絶えず精進することこそ本当の精進なのです。このように話していますが、行うことは本当に難しいです。ですから、初心を忘れずに修煉していけば、必ず正果を得ることができると言われています」、「現在の状況から見れば、他の空間の邪悪は大量に解体され、人間を制御する能力が弱まり、全体の形勢は大法弟子にとってますます緩和されました。しかし、緩和されればされるほど、圧力は軽減しますが、それによって安逸心が生じやすくなり、少し心地よくなりたいとか、少しのんびりしたいとか、ゆっくりしたいとかなどの具合です。実は大法弟子の生活はすでに修煉と一環一環、緊密につながって溶け合っているため、自分を緩めてしまったことは、すなわち修煉を緩めたことになります」と説かれました。
私は師父の教えをしっかり覚えておきます。私は不精な心と安逸を求める心がもたらす危害について認識できた以上、確固たる意志で各種の執着心を取り除き、大法の中で、自分を正します。私は必ず神の道のりを勇猛邁進し、三つのことをしっかりやり遂げるなかで、自分をよく修め、更に多くの衆生を救い済度します。