文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年4月25日】 時間経つのは早いもので、私たちは暖房のない部屋で東北の寒い冬を過ぎし切って、春が訪れました。4月、A同修の夫B同修が実家から来ました。B同修は10数年も修煉しているので、三つの事がよく出来ています。座禅は3時間もでき、来るまで故郷で1000人以上を三退させました。『転法輪』をすらすら読めるB同修に対して、A同修も彼が読み間違ったところを訂正できるようになりました。B同修は法を勉強する基礎があるので悟性も良く、心性の高まりが早いです。憑き物についての法を勉強したとき、彼は城北の家にある邪党の読み物、毛沢東の彫像などをすべて捨てて綺麗にしました。また、持っていたお花も人にあげました。お花に水をやるため、町の東南から西北の方へ行かなければいけなかったので、時間を無駄に使ってしまうからです。
B同修が帰ってきてから、私はもう一人、C同修を見つけました。この同修は80歳で、96年に法を得て早期から三つのことに精進していて、体の変化も大きいです。修煉を初めて一年ぐらいで生理が来て、声は元気にあふれて力いっぱいで、笑い声も朗々としています。顔はすべすべで、皺も少なく、幼い時罹った水痘により顔に浅いあばたがあったのですが、それもなくなりました。彼女はよく法の勉強が出来ていて、スムーズに読めるだけではなく、発音も正しいです。しかし、彼女は町の東南に引っ越した後、数年も一人での修煉の状態に墜ち、法の勉強も少なくなり、時には脚の痛みも出てきていました。私たちと一緒に法を勉強するようになってからは痛むことがなくなり、私たちのグループも4人になりました。
師父は『米国中部法会へ』で「法をしっかり勉強し、真相を伝えることをきちんと行い、衆生を救い済度することは何よりも重要なことです」と説かれました。私たち老年大法弟子の学法グループは、お年寄りばかりですが、しかし三つのことにおいては負けません。法の勉強、煉功、発正念は一回も怠けません。できたかった時は、別の時間を作って補います。真相を伝え、三退も毎日行い、家を出れば真相資料、神韻DVD、真相シールなどを持って行きます。また刑務所などの邪悪が集まるところへ行って、皆と一緒に正念を発します。普段使うお金も真相紙幣として、全て真相を書きました。
次にA同修とB同修夫婦が二人で真相を伝えたときの話をしたいと思います。
A同修とB同修は家を出る時は必ず真相資料を持って行きます。シールを貼ったり、小冊子を置いたり、神韻DVDを相手に手渡ししています。夫婦二人とも南方の人で、東北の人は彼らの言葉が分からないので、彼らは伝えたい事を紙に書いて、カードにして伝えます。しかし、彼らは言葉が大きな問題とは思っておらず、ただ師父の要求の通りに行なえばいいと信じています。
ある日、彼らは市場で資料を配っていた時、真相を知らない人に通報されました。その時彼らは、自分たちが一番正しい事、一番良い事を行なっているから恐れる心がなく、師父がすぐ側にいると信じました。警察署へ連行された後、警官に真相を伝え、大法の良さと大法が正法であることを伝えました。師父は人を救い済度しに来たので私たちに真相を伝えさせ、衆生を救い済度してほしいのです。警官であっても救い済度する相手であり、大法を認めれば良い報いがあり、中共が滅せられることも天意であり、三退したら命を確保できる等などを伝えました。また善悪に報いがあると伝え、法輪功を迫害せず、自分に良い将来を選択するよう伝えました。方言の関係で警官に全て伝わっていなかったかもしれませんが、しかし法の威力があり、大法弟子の慈悲も力があり、警官の分かっている一面が分かりました。彼らの正しい行いに警官も関心を持って、彼らをおじいさん、おばあさんと言い直し、隅の路地や団地へ配ったほうがいいよと言いました。また、すぐ7月1日(中国共産党が創立された日)になり、上のほうは厳しい命令を出したから、絶対に街や市場へ行かないで、危ないからなどと言いました。最後に腕時計を見て、1時が過ぎたから、まだご飯を食べていないですね、家に帰ってご飯を食べましょうと警官は言いました。この夫婦は正々堂々と警察署から出てきました。彼らの正念と正しい行いは、私を励ましてくれました。大法弟子には年齢の区別はなく、みな誇りを持って誓約を果たしています。
この交流文を書くとき、常に師父の加持を感じて、全身が軽くてまるで卵の殻の中に座っているような美妙な感じでした。最近よくネットで修煉の物語を読んで、同修たちの精進する心が自分にも影響し、もう安逸を求めようとは思わず、彼らの純潔と無私に私は心を打たれて恐れる心もなくなって、師父が法を正す事を手伝い、衆生を救い済度する事を更によく行なうよう励ましてくれました。三つのことにおいて勇敢に重責を担い、根気よく誓約を果たし、使命を辱めず、更なる精進をします!
(完)