しのぎ難い寂しさの中で方向を見失わない
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文/中国の大法弟子

 明慧日本2012510日】今日卒業した学校の図書室に行ってきました。真相を書いた紙を本の中に挟み、学生たちが本を読んでいるのを見て、法輪功の真相について知ってほしいと思いました。図書室を出て、キャンパスを散歩しながら、学校生活を振り返ってみました。には精進し、には人心が重く修煉を怠けました。振り返ってみると、よく行えなかった過去悔しく思い、嫌になりました。

 私は小さい時、親戚から大法を紹介してもらい、修煉を始めました。しかし両親は修煉せず、周りには大法弟子がいませんでした。その後、中共(中国共産党)による邪悪な迫害が始まり、その間ずっと一人で耐えてきました。両親の不理解、先生からの絶え間ない説得、同級生たちのあざ笑い、この過程で一部の親友と親戚私の努力で法輪大法について分かってもらいましたが、同修と出会えず、集団煉功学法に参加できませんでした。なぜ私の修煉と法を実証する道はこんなに寂しいのかと思うほど、方向を見失ってるかのようでした。

 この時師父が以前『北米第一回法会での説法』で寂しさについて説かれた法が頭の中に浮かんできました。「しのぎ難い寂しさは人間にとって最も危ういことであり、修煉の中の最大の難でもあります」、「寂しさは人間の全てを台無しにしてしまうことができるということを皆さんは知らないのです。以前の和尚は修煉の中で何を頼りにしていたのでしょうか? なぜ圓満成就することができるのでしょうか? 和尚にとっての最大の苦しみは他でもなく寂しさなのです。和尚はどういう苦を嘗めていたのでしょうか? 耐え難い寂しさです。以前山に入って道を修めた人はなぜ道を得ることができたのでしょうか? 世の人々は栄耀栄華を極めています。そうではない人、お金のない人は少なくとも親戚友人がおり、この世での楽しみがあります。一人で山で苦しく修煉して、人間と接触していない耐え難い寂しさは人間の多くの執着心と各種の欲望を磨き取ることができます。もちろん、私たちはこの道を歩んでおらず、私たちは人間の心をまっすぐに指し、最も速い道を歩みました。昔のように何十年も修煉していたら、間に合わないのではないかと私は思います」

 これはちょうど自分の威徳を樹立する機会ではありませんか。周りにほかの大法弟子がいないため、中共の宣伝に騙された多くの人々は私を必要としているのではありませんか。旧勢力は私の執着を無限に拡大させて、私を苦しみに陥れようとしているのです。この苦しみで一度長時間常人の名利情の中に陥りました。

 脳裏には『洪吟』「高処寒さに堪えず」の詩が浮かんでき、師父が私たちのため耐えられたのを思い出しました。正法時期の大法弟子、最高の時期、最高の機会に恵まれている大法弟子が、何の文句、何の言い訳で勇猛邁進しないのでしょうか。

 私の状況は多くの青年大法弟子たちと似ていると思います。この部類の大法弟子は成長の中で、ずっと各種の誘惑に惑わされてきました。家族に同修がいない大法弟子は、孤独と寂しさの威徳を樹立するよい機会であると考えるべきで、旧勢力に乗じられる言い訳を提供してはなりません。私と同じような状況に陥っている同修たちは早く目覚めてほしいです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/5/256639.html)     更新日:2012年5月11日
 
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