【明慧日本2012年5月16日】中国東北部のある農村で2011年の新年前夜、数人の警官が何の法的手続きもなく、突然法輪功修煉者の家に押し入りました。法輪功の関連書籍、パソコン、プリンター、DVDプレイヤーなどを不当に没収し、老若3世代・5家族の子供と祖母を除いて、祖父、両親をすべて連行し、不当に拘束しました。その後、全村民が署名し、修煉者達の無罪・解放を要求しました。
法輪功修煉者達はのちに、その時の状況を詳しく述べました。「その時、私と夫は重病の父の見舞いに実家に行っていました。警官は先に義理の父を連行し、その後、私の実家に侵入して、私と夫を連行しました」実母が「あなた達は、娘夫婦を連れて行ってはいけません。娘らは何の法律にも違反していません。娘らを連れて行き、重病の夫にもしものことがあったらどうしますか?」と言うと、派出所の所長は「すぐ帰らせるから、年寄りにもしものことがあったら、私が責任を取る」と答えました。
しかし派出所に着いてから、彼らは私達を転向させようとし、転向しなければ解放しないと言い、警察の嘘のやり口が分かりました。私は警官に「私達は真・善・忍を信奉しているのに、どう転向すればいいのですか? もしかして、うそ偽り、悪のほうへ転向させるのですか? 憲法第36条にも、公民には信仰の自由があると記されています。私達は国家のいかなる法律にも違反していません」と言いました。私達はまた警官に「貴州省の天然巨石の断面には『中国共産党亡』の六文字が刻まれていますよ」と告げると、警官はその場でインターネットを検索し、驚きながら「本当だ」と言いました。夜中の1時ごろ、私達3人は留置場に移されました。
翌日、警官は「罪」を認めさせるため、私達に無理やり拇印を押させようとしました。私は必死に抵抗し、押しませんでした。私は拇印を押さないだけでなく、「今から断食・断水して、無実を証明します」と言い、私と父は断食し、断食7日目に、留置場の副所長が留置場の医者を連れて来て、私に食事をするように言いました。「私は犯罪者ではありません。私はここのご飯を食べるわけにはいきません。良い人間になろうとする私は何も間違っていません。私達の師父は殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず、何事に出会っても人を先にと教えてくださいました。私は今までこの原則に基づいて行ってきました。私達は村でも認められている模範家庭で、私と姑は十数年間、トラブルがありません」としっかり伝えました。
医者は「食べなければ、無理やり口から入れる」と言い、4、5人が私を動かないように押さえつけ、無理やり口をこじ開けて管を挿入し、食べ物を入れました。私は呼吸ができず、窒息しそうになったので、警官はやっと中止しました。しかし彼らは諦めず、私を病院に連れて行きました。病院の医者が「私達は無理やり食物を入れません。命に危険があります」と言うと、留置場の医者は、「それなら自分達でやる」と言い、また私を押さえつけて口から入れ始めました。私に痙攣の発作が起こり、彼らはやっと中止しました。
9日目に私は非常に衰弱して気絶してしまいました。彼らはまた私を病院に運びましたが、病院の医者は「こんなに危険な状態の人は、病院では受けつけません」と言い、留置場側はやむを得ず父と私を家に帰らせました。
しかし夫はまだ解放されず、私達は弁護士を訪ね始めました。弁護士は「『法律の実施を破壊する』という罪名は非常にあいまいです」、また「警察がパソコンなどを没収しましたが、これは違法です。これらは個人の資産で、法輪功を伝えるための必需品であり、すべて合法です」と言いました。姑は息子のことが心配で、毎日派出所に行き、解放を求めました。
村の村長と役人は全村民が署名した書き付けを持って公安局の局長を訪ね、「彼らは本当に良い人達です。さもなければ私達も全員が署名して彼らを護りません。留置場には、当村の2人が泥棒をして監禁されていますが、私達は彼らにはしません。悪人が監禁されるのは当たり前のことです」と言いました。夫は監禁されて14日目から、断食をして迫害に反対し、その10日後、村民達の支援の下で、無罪で解放されました。
医学的にみれば、いくら壮健な人でも、断食・断水を10日も続ければ、健康に何の影響もないということは理解できません。近所のある人は「だから、あなた達がそんなに法輪功を信じるわけですね。あなた達の師父は本当にあなた達を護ってくださるのですね。私の親戚は以前、法輪大法は佛法であると信じませんでしたが、今回のことで信じるようになりました」と言いました。
善悪には必ず報いがあります。私達を助けてくれた村長は、村長として3回目の再選です。村長を3期続けると国家公務員としての待遇を受け、退職したあと年金もあります。私達を迫害した派出所の所長の妻は白血病になり、多くのお金を費やして治療しているそうです。本当に善悪には報いがあり、これは間違いありません。ここで、まだ法輪功の修煉者達を迫害している人々に心から忠告申し上げますが、危険の瀬戸際で踏みとどまって下さい。自分と家族のために素晴らしい未来を選んでください。