子供への情を理性的に認識する
文/中国大法弟子
【明慧日本2012年5月24日】最近、私は子供への情について、少しばかり考えましたので、ここで同修と交流したいと思います。なぜ私は自分の子供を愛し、かわいがるのでしょうか。子供はまったく純粋で、自我の観念はあまりありません。人にものを求められれば、快く差し上げて、自分が損をしたなどと考えません。また、私は子供に頼りにされることがとても好きです。子供の生活をうまくコントロールするならば、自分の価値もあると思います。もちろん、子供は自分が産んだ子なので、私心により、自分の子供を別個の独立した生命とは見なさず、我が子であるというイメージでとらえます。時には、子供がこのまま成長せず、変わらずに、ずっと自分の周りにいることを望みます。これは明らかに情であり、そして人間次元の感受でもあり、自分の感情ばかりを重んじています。実は、生命は皆、自分の道を歩まなければなりません。だれも身代わりになってはいけないものです。自分から子供を離れさせないことは、まったく実現できないことです。
修煉者としては、この「私」の本質を見破らなければなりません。修煉者は完ぺきに他人のために尽くし、新宇宙の神として旧宇宙の物を捨てなければなりませんので、もちろんこの「私」は、なくすべきです。子供に自分を頼らせるのではなく、子供を真・善・忍に同化させ、宇宙の真理を教えてこそ、真に子供のためになります。ここまで気づいて、自分の子供への情を取り除くことへの良い助けとなりました。
以上は私の悟りですが、皆さんも議論して、ご指摘をお願いします。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/18/257662.html)
更新日:2012年5月24日