文/中国の大法弟子 法生
【明慧ネット2012年5月30日】最近、学法と自分の身体で体験したことによって、深く悟りました。修煉の中で入る邪魔は、発正念だけでは取り除くことができず、かつての歴史的な怨みは慈悲でしか善解できません。
午前中に同修と学法した後、夫との情の関が長い間乗り越えられないことを同修に話しました。話を続けている内に、心臓が痛くなりました。同修に「家族の中で、誰かを恨んでいませんか?」と聞かれました。私は「お父さんを恨んでいます」と答えましたが、自分で「お父さんを恨むわけがないでしょう」と言い直しました。同修は「それは多分一世の事ではないです」と言いました。その時、お父さんがやって来る映像が見えました。お父さんは私を見て「助けてほしい」と言いました。そして、たくさんの裸の子供達が出てきました。私もお兄さん達も、親戚の子供もいました。その時、お父さんは木の枝を持って、私達を山の洞穴に追いつめました。私はお父さんに見逃してくれるようお願いしましたが、お父さんは無視しました。そして、私達を山の洞穴に追いつめて、子供全員を燻(いぶ)して殺しました。さらに、子供の腕と足を焼いて食べました。私は「あまりにも残酷で、ひどすぎます」と言うと、お父さんは「君は私より残酷です。君たちは私の家族を皆殺しにしました」と言いました。「恨み続ければ、悲劇は終わらない」と私は言いました。
同修は「彼らと善解しよう」と言いました。私は同修と一緒に「歴史的な恨みと歴史的な悪い縁を全て善解しよう。宇宙大法に同化して、法輪功の素晴らしさ、真・善・忍の素晴らしさを覚えてください」と言いました。最後に師父の加持を求めました。同修が蓮花手印をしました。その後、お父さんがひざまずいて、子供達への罪を認めました。(あの世の子供達は前世のお父さんの家族を殺した兵士で、彼らも皆ひざまずいた)そして法輪が出て、法輪の『真・善・忍』の字も出てきました。殺された人たちもひざまずいて、皆、自分の罪を認め、お互いに許し合いました。数えきれない衆生がいました。その後、「皆が助かりました」と言いました。お父さんはもう一度出て、合掌して「助けてくれて、ありがとう。お母さんをよろしくね」と言いました。その時、師父が空中に現れました。「彼らはあなたの世界の衆生です」私は涙を流して、師父の慈悲に感謝しました。
今回はこの事から、歴史的な恨みや悪い縁、そして『五倫』(昔の君臣、父子、兄弟、夫婦、友達など五つの人間関係があり、忠、孝、悌、忍、信を五倫と言いました)以内の恨みは善解するしかないとわかりました。善解したい場合には無形の衆生の恨みを取り除かなければなりません。それは無形の衆生に対して自らの罪を認め、言い換えれば、無条件に自分の問題を探すことです。そうすると、無形の衆生は自分と善解することを認めます。あの時、心臓がとても痛かったのですが、善解した後はすぐ快復しました。同修も深く震撼され、よく修煉できなければ、数えきれない衆生が解体されると分かりました。
全ての自分と縁のある衆生は自分の身体の中にいます。すなわち、自分の身体の中の異なる空間にいます。自分がよく修煉しないと、自分の身体の中の衆生が自分を邪魔します。大法弟子はきちんと法理を理解した上で、無形の衆生との恨みを善解して、本当に衆生を救うことができます。
これは私が現在の次元で理解したことですが、同修と交流のために書きました。不足があれば、同修達の慈悲なるご指摘をお願いいたします。
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/17/130172.html) 更新日:2012年5月31日