基本的な真相をいつまでもしっかりと伝えるべき
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文/河南大法弟子

 【明慧日本2012618日】1999年に迫害が始まったときから、師父は中国大陸の大法弟子に対して真相の基本的な問題を説明するよう要求されています。この要求は今でも変わっていません。すなわち、中国大陸では、海外メディアと違う角度から真相を伝えるべきだということです。これは師の要求であり、師の要求に従って着実に修め、真相をしっかり伝えれば、はじめて悟性がだんだん高まっていくのです。私たちは最近、『九評』と神韻のDVDを配り始めました、

 長年の修煉において私は誰に対しても、どんな環境でも、大法の真相を伝え、世人に救い済度される機会を与えたいと考え、世人に面と向かって真相を伝えてきました。ここで真相を伝える自分の体験を書き出して、同修交流したいと思います。

 最も深い体得は、真相の基本的な問題をしっかり理解し、いつでも、誰に対しても、真相の基本的問題を説明しなければならないということです。私の理解では、真相の基本的問題は三つあると考えられます。一つ目、法輪功は病気治療と健康保持の効果だけでなく、「真、善、忍」に基づき、よりよい人になるように自分を律する功法です。二つ目、江集団は、法輪功嫉妬して、大量の嘘を利用して民衆を騙して、憎しみを煽り、法輪功への迫害を今も続けています。これは、中共が民衆を迫害するときにずっと使ってきた手段です。三つ目、天安門焼身自殺事件は、江集団が法輪功を迫害し続けるための自作自演の偽証で、海外メディアによって多くの疑問点が発見され破綻だらけのものだということです。真相を伝えるときに、あまり時間の余裕がない場合でも、この三つの問題を私たちはしっかり説明しなければなりません。

 真相を知ってもらうためには、まず自分がしっかりそのことを理解して把握することです。しかし、残念ながら、何から説明すればいいか、どう説明すればいいか、よく分からない同修が多くいます。さらに、なぜ天安門焼身自殺事件が偽造されたのか、何が疑問点なのかを完全に理解していない同修もいます。自分が分からないのに、他人にどうして理解してもらえるでしょうか。実は、これらは師父が説法の中ですでに説かれたことで、気をつければ分かるはずで、特に覚える必要もありません。なぜ法輪功の真相の根本を理解できないか深く探してみればあなたに恐れる心心配する心があるからかもしれません。

 私たちは世人を救い済度するために真相を伝えているのだということを忘れずに、世人の反応に影響されないことが大切です。なぜなら、現在の人たちは、様々な観念と党文化の影響を受けてきたので、真相を聞いてからの反応と態度も様々です。もし、私たちが世人に影響されれば、この時点で常人の次元に落ちてしまい、常人のように感情が激しくなり敵意を抱きはじめたり、感覚が麻痺したり、がっかりしたりするかもしれません。心と気分の変化が激しければ激しいほど、真相を説明する意欲と効果が悪くなるに違いないからです。

 常人の様々な反応は、業力と旧勢力を含む様々な見えない影響からの要素があるからです。しかし、私たちが冷静な状態を保って、常に正念が強ければ、これらの見えない要素を解体することができ、常人もはっきりと真相を理解できるようになるはずです。私の経験でも、たまに感情が激しくなって、人と論争する状態に陥ることもありますが、このようなとき、自分鋭い言葉を使っており、論拠しっかり伝えたと思っても、往々にして逆効果になってしまいます。一方、心理状態を正しく保てば、どんな困難も解決できるはずです。『転法輪』の中に書かれているように、気と気の間には制約作用がありません。

 もちろん、人には自ら選択する権利があるので、私たちは自分の意見を人に無理に押し付けていけません。できる限り真相を知ってもらい、正しい選択ができる機会を与えるだけです。自分自身を見ると、まだ、どこでも、いつでも真相を伝えておらず、貴重な時間と機縁を失うこともあります。精進している同修たちと比べて、まだまだ不足なところがありますが、しっかり真相を伝えていきたいと思います。不足ところは、慈悲なるご指摘をお願いいたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/15/258926.html)     更新日:2012年6月19日
 
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