相手の不足から自分を探す
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文/中国の大法弟子 中秋

 【明慧日本2012年6月29日】私達夫婦は修煉者です。妻は1998年に、私は2001年に大法の修煉を始めました。

 2003年、妻は不当に労働教養処分を受けて2005年に釈放されました。その後の数年間は修煉状態が良くなく、昔のように精進の気勢がなくなりました。時間がある時は学法はするものの、精進の状態とは言えませんでした。私は妻のそばで助けていたつもりですが、効果はありませんでした。当時私は、人心、情、恨む心などを抱いて妻と交流していたので、妻は素直に受け止めませんでした。妻の態度に私はむきになる時もあって、私は消極的になり「勝手にすれば」と思いました。妻は同修にかんしゃくを起こしたり、自分がちょっとでも損をすると我慢できなくなりました。私たちは店を経営していますが、妻の接客の態度が悪く、商売も続けられない状態になりました。

 2011年7月、地元の同修(40代)は旧勢力に肉体を奪われました。その時私は、旧勢力はなぜ彼女の肉体を奪ったのか? このことで私たちは何を悟り、何を修めればいいのかを考えました。私たち夫婦は共に修煉していますが、なぜ夫婦がこの環境で修煉しているのかも考えました。私の修煉の道はこの形で、多分私たちの間に何か誓約があったのかも知れず、生々世々で深い因縁があったのかも知りません。いずれにしても、私たちは共に最後まで修煉し、円満成就しなければなりません。

 数日後、私は人心を放下し、真に妻のために交流しました。修煉者の心理状態で、修煉してからの様々なことを全て話しました。法に照らし合わせて正しく行なった点と、間違った点をまとめてみました。徹底的に内に向かって探し、人を責める、外に向かって探す、他人の短所に目を向けていることなどを見つけ、他人の不足が見えたことは、自分にも向上すべき点があるということを認識していませんでした。今までは私たちの隔たりにより、全体を形成できませんでした。それ以降、出会った物事を、内に向かって探し、自分を修め、自分の向上に繋がる関と見なしました。

 その日の交流後、妻にも大きな変化がありました。学法するとき、法理が頭に入るようになり、それ以降、同修とトラブルを一度起こしただけで、「自分の不足が分かってきた」と言いました。妻は集団学法と交流会に参加し、内に向かって探すようになると、昔の修煉状態に戻り、速く向上できました。これで6年間も解決できなった問題が解決されました。

 以上は個人の悟りですので、同修たちの慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/25/259312.html)     更新日:2012年6月30日
 
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