文/中国の大法弟子
【明慧ネット2012年7月25日】2004年末、真相DVDを配った時、私は再び不法に逮捕されました。今回が三回目でした。しかし、私は610弁公室と警官の要求を一切断り、真相を伝えることに集中していました。拘置所に連行されていた時、拘置所にきたら大法を証実しようという、師父の言葉を思いました。拘禁所の警察は机を叩いて、「ここに来て、名前を言わない勇気のある奴は一人もいないんだ!」と怒鳴りましたが、私はぜんぜん怖くなくて、「私の名前は大法弟子です! 世界中で一番正義の人です!」と返事しました。彼らはそれを聞いて、すぐ静かになりました。
私の担当の看守は、女性看守の中で一番凶悪な人でした。受刑者にビンタしたり、蹴ったり、女性受刑者の髪を短く切ったりすることはよくありました。しかしその時、私は「宇宙の真理に対する堅固で破壊できない正念は、善良な大法弟子の、磐石のごとく堅固な金剛の体に構成しています。すべての邪悪は驚き恐れて、放たれた真理の光は、あらゆる生命の正しくない考えの要素を解体します。強い正念であればあるほど、大きな威力があるのです。大法弟子の皆さんは、真に常人の中から抜け出しつつあります。」(『精進要旨(二)』「同じく二言三言」)という師父の説法を暗唱していましたので、師父がいて、大法があるので、この人が救われないことはありえないと信じていました。
この看守は最初、すごく凶悪で、名前を報告したり、刑務所のルールを復唱したりすることを強制し、「お前が降服しないとは信じられない」と言いました。しかし、私は彼女の要求に服従せず、逆にこのチャンスを利用して彼女に大法の素晴らしさを伝え、大法を学ぶと、人は品性の立派な人になって、体が丈夫になることを告げ、そして、以前この刑務所は迫害により大法弟子を死亡させたため、すべての責任者が報いを受けたことを伝え、彼女に自分の未来のために正義と善良を選ぶことを期待すると言いました。
私はよく『洪吟』や師父の説法などを復唱して、受刑者たちに聞かせたり、大法弟子の歌を教えたり、彼女たちに真・善・忍を従って行動することを教えました。受刑者たちは「もし以前、あなたに会っていたら、犯罪者にならなかったですよ! 外に出たら私も大法を学びたいです!」と言いました。私は毎日、刑務所の中で法を暗唱して、煉功して、発正念をしていました。看守の責める声や、鉄の足かせの音、男性看守の怒鳴り声に他の受刑者が恐れる様子を見て、私もドキドキしたことがありますが、体をまっすぐに伸ばして、座禅をしていました。師父に守っていただいていることがわかっていますから! 私は師父の弟子ですから!
あるメーデーの日、省、市の司法関係のいわゆる「偉い人」が刑務所に来て視察する予定のため、絶対に煉功してはならないと告げられました。しかし私は、これこそ法を実証する絶好のチャンスだと思い、ドキドキしても座禅していました。その人たちは私の姿を見て、「共産党の刑務所の中でも法輪功をするのか?」とすごく怒って責めました。私は落ち着いて、同じ大声で「どんな刑務所でも私の信仰を動揺させることができない!」と答えました。
私は手錠、足かせを付けられた状態でも座禅をしていたため、さらに鉄のチェーンで固定されました。他の受刑者は涙を流して、看守にチェーンを外すよう頼みましたが、看守は「もし煉功しなければすぐ外す」と答えました。あの辛い十数日間、私は内に向けて探して、自分の不足を見つけました。チェーンを外されたばかりのとき、歩くこともできませんでしたが、座禅は簡単にできました。
刑務所では毎月、思想報告をする必要がありますが、私は法を実証する文章を書きました。もともと審査を通らない恐れがあると思いましたが、実際は毎回、一番目立つところに貼られたので、他の人はそれを見ました。
以前、刑務所の中で見られたケンカ、汚い言葉、虐めや同性恋愛のような悪いことは、段々なくなりました。刑務所の人は「私が一番敬服するのは法輪功です」と言いました。あの一番凶悪な看守も、みんなの前で私を褒めて、私から学ぼうと言いました。新しい受刑者が来たら、彼女は必ず「もし悪い人になりたくないなら、○○さんから学ぼう」と教えました。
刑務所を出た私を見送った時、その看守は「あなたのように品性が立派な人はいないよ」と言いました。刑務所に居たこの一年間、女性看守は私のことを敬服するようになりました。若い女性の看守は、家族と仲良く過ごしたいため、時々私に相談しました。私にはまだ漏れがいっぱいあって、未熟なことと存じておりますが、大法の威力を感心しております。