十年間堅持してきた学法グループ(二)
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文/中国の大法弟子

 2005年、学法グループは他の同修の家に移動し、規模も拡大しました。最初は常に学法グループの安全を考慮していましたが、真相説明を拡大するにつれて、修煉環境もゆったりとしたものになり、いつの間にか安全に対しておろそかになりました。。学法が終わった後、深夜になったにもかかわらず、45人が話しながら街を歩くなど、潜んでいる危険性に気づきませんでした。

 2006年の夏、ある同修の家で学法を行いました。その同修の家は西側の部屋がまだ内装工事をしていなかったので、門も窓もなく、部屋の真ん中にテーブルを置き、テーブルの周辺に座布団を置いて、皆座って学法しました。学法が終わった後、座布団を片付けず、大法の本をダンボールに入れてから解散しました。ある日、4人の警官が同修の家に来て、庭を捜査してから西側の部屋に行き、多くの座布団と大法の本を見つけました。警官は「法輪功がここで集合しただろう。あなたは責任者だろう。これらは証拠だ」と質問しました。緊張した同修は「大法弟子は世の主役だ。緊張してはいけない」と思ってすぐに穏やかになり、正々堂々と警官に真相を伝え始めました。「本を読み、真、善、忍に従って自己を律し、より良い人を目指すことの、どこが悪いのですか。本をご覧ください、社会に対して不利益な内容がありますか。全然ないでしょう。政府による弾圧は間違いです」と、同修はよどみなく話しました。警官は言い返すことができず、最後に「あなたはすらすらと言えますね。今日はあなたを逮捕しませんが、連絡を待ってください。知らせが届いたらすぐに派出所に来てください。本とチラシは全部没収します」と言った後に去って行きました。

 警官が行った後、同修はすぐに皆に連絡して、全体発正念をして邪悪を解体しようとしました。他方で、内に向けて自分たちのどこに漏れがあるのかを探しました。結局、派出所から連絡が来ることはなく、事件は終了しました。

 今回の事件は大きな損失を蒙らなかったとはいえ、学法グループの安全が問題になりました。数回の討論を経て、学法グループの規模はちょっと大きいので、56人で構成される3つの小グループに分かれ、そして3つのグループは月に1回集合することになりました。このような形で、現在まで維持し続けてきました。

 師父が真相紙幣を認められた後、同修たちは大量に真相紙幣で真相を伝えました。最初は手書きで、その後はスタンプ、最後には印刷するようになりました。わが村の村民には真相紙幣を拒否する人は誰もいません。

 数年来学法グループを固く堅持したことにより、皆の心性が高まりました。資料を配布して真相を伝えることによって、真相を知った世人はますます多くなり、修煉環境は更にゆったりとしたものになりました。

 2008年の北京五輪の直前、当局は五輪の安全のためという名目で、各地の法輪功修煉者を不当連行し拘束しました。地方の中学校の中に洗脳班を設立し、修煉者をそこに送り、五輪期間中、学校から出ることを許しませんでした。我が村は1人だけが不当連行され、そこに送られましたが、全村の同修は高密度の正念を発し、そして同修の母と妹がすぐに村の幹部を1日に数回訪れ、家族を釈放するよう要求し、真相を説明しました。真相がわかった村の幹部は、鎮の610弁公室に釈放を求めましたが拒否されました。結局、村の委員会が2万円の保証金を支払ってから、同修はやっと釈放されました。

 とにかく、私たちの学法グループは2002年に設立されてから2012年の現在まで、どんな悪天候でも中断したことがありません。毎日『転法輪』を1講読み、月末は全員が集合して学法し、交流しています。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/18/261693.html)
 
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